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誰でも超一流になれる!?「超一流になるのは才能か努力か?」

超一流になるのは才能か努力か?

超一流になるのは才能か努力か?

今年最高の一冊です。「超一流になるのは才能か努力か?」を読みました。

「PEAKを生きる」ブログを始めます」にも書きましたが、僕はとても影響を受けました。ブログのタイトルに「PEAK」を頂いてるほどに。

本の主題は「天才は生まれながらか?努力によって天才になれるのか?」です

答えは「努力によって天才になれる」です

モーツアルトは生まれながらに天才だったのか?

天才というとだれを思い浮かべるでしょうか?本の主題として、若いうちから天才だった人に焦点が当たります。

若いうちから天才といえば「モーツアルト」ですね。

モーツアルトに対して「生まれながらにして天才であったのか?」に対して、明確に「No」と答えています。

脳の可塑性

脳には可塑性があります。脳が処理効率を上げるために、ニューロンの回路が新しく作られることを可塑性と言います。新しいニューロンが生まれることもありますし、もともとあったニューロンの繋がりが強くなったり変更されたりもします。

頭が良くなると思っておけば良いです。これは年齢関係なく、脳の可塑性があることがわかっています。

タクシードライバーの海馬

脳の可塑性を有名にしたのは、ロンドンのタクシードライバーの海馬です

タクシードライバーはたくさんの地図を覚えないといけません。ロンドンは特に難しいみたいです。

タクシードライバーになるためには免許が必要です。ロンドンのタクシー運転手を目指す人のMRI画像をまず計測しました。

その人達を追跡し、

  • 免許を取れた人
  • 試験を受けたが、免許を取れなかった人
  • 試験を受ける前に、諦めた人

に分けて、再度MRI画像を計測しました。

すると「免許を取れた人」の海馬だけ大きくなっていたのです!この観測が、脳の構造が練習などによって変化するという証拠になりました。

絶対音感はいつでも身につく?

生まれ名が持っている能力として「絶対音感」が思いつくでしょう。さて、これは身につけられるものなのでしょうか?

「6歳までは身につけることができる」という人もいますが、本当でしょうか?

確かに若いほうが、脳の可塑性がより進みやすく、絶対音感を身につけることが容易いです。

しかし、絶対音感は何歳になっても身につけることができる能力です!

実際に、本の中ではプログラマーが練習によって、絶対音感を身に付けた例が載っています

限界的練習法で能力を身につける

能力を身につけるには、ルールがあります。この練習のルールを知っておくだけで、絶対音感も身につくし、モーツアルトのように作曲もできるようになります!

ルールは4つで

  • 具体的な目標を持つこと
  • 集中して行うこと
  • フィードバックがあること
  • コンフォートゾーンから抜け出すこと(少しツライと思う強度の練習を行うこと)

です!これを限界的練習法といいます。限界的練習法で、誰でも超一流になることができます!

速読力を伸ばす限界的練習法をを考えてみた」で具体的に速読について限界的練習法を考えてみたのでぜひ参考にしてください!

面白い本なので、ぜひ読んでみてください!超オススメです!

超一流になるのは才能か努力か?

超一流になるのは才能か努力か?