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読書のプロ直伝!「原因」に狙いを定めて、自分に取り込む読書術

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本の知識がぎっしりと頭の中に入ってる人を見ると「どういう頭の構造してるんだ?」と思ってしまいます

僕も本は読むのですが「どれだけ身についてるか?」という質問には、ドキッとするものがあります

そんなわけで「一流の人は、本のどこに線を引いているのか」という本を読んだのです

著者はAmazon.co.jpの立ち上げ時に2年で1000冊の書評を書くという仕事をし、トータルで2万冊のビジネス書を読んできたプロの読書家

著者のビジネスブックマラソンでは毎日本のレビューをしているという徹底っぷりです

一流の人は、本のどこに線を引いているのか

一流の人は、本のどこに線を引いているのか

本は目的を持って読む

目的を持って読む読書は「投資」、楽しんで読む本は「消費」です。今回は「投資」の読書についてです。

つまり、身につけたいこと知りたいことがあって読書しているときのお話です

どこに線を引くのか?

読書の方法として、参考になったところに線を引くという読み方があります。線を引くことで、頭に残りやすかったり、あとで見返した時に大事だったところがわかります。

自分の考えと「ちがう」箇所に線を引け!

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さて、筆者はまず

自分の考えや信念を後押ししてくれるようあん1文を読むと、テンションが上って勢い良く線を引きたくなる気持ちもよく分かる。しかし、これは単なる「自己陶酔」にすぎない 一流の人は、本のどこに線を引いているのか

とバッサリと切り捨てます。僕もよくやってしまいます。「そうそう!」って思いながら線を引いてますね笑

しかし、本を読む目的は「身につけたいこと知りたいことがあって読書している」ので、すでに知ってることに線を引いても意味がありません。

ではどういうところに線を引いたら良いのか?というと

線は、新しい発見や役に立った箇所、そして自分の考えと「ちがう」箇所に引くことで、成長の糧になるのだ 一流の人は、本のどこに線を引いているのか

「結果」に線を引いてはいけない

物事には「原因」と「結果」があります。

「結果」ばかりに線引く残念な人 一流の人は、本のどこに線を引いているのか

これもやりがちなミスですね。その事実を覚えたいなら良いですが、自分のためにはなりません。

なので自分にも使えそうな「原因」に線をひきましょう!

「原因」を探して線を引く!

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「原因」に線を引く理由は、自分に取り込めるからです。結果は真似できませんが、原因なら真似することができます

「原因」を探しながら読み進めていくと、たいてい1箇所や2箇所はその核心部分が書いてある。それを見つけた時に、線を引くのだ。そして、それを自分ならどうやって応用できるのか考えをめぐらせるといい。 一流の人は、本のどこに線を引いているのか

この「原因」をセンターピンと著者は呼んでいます

書評は自分のために書こう!

書評は本のサマリーだと面白くない。特に書いた本人に役に立たない。

じゃぁ、どうやって書くのか?

本から自分自身が何を取り組んだかを説明している。本の内容よりも、自分の変化を述べること 一流の人は、本のどこに線を引いているのか

これはとても参考になりました

この本のセンターピンは?

僕がこの本を手に取ったきっかけは「線を引くことによって深く身につく読書法」を知りたかったからです。

その目的にあった「原因」は

「原因」を探しながら読み進めていくと、たいてい1箇所や2箇所はその核心部分が書いてある。それを見つけた時に、線を引くのだ。そして、それを自分ならどうやって応用できるのか考えをめぐらせるといい。 一流の人は、本のどこに線を引いているのか

じゃないでしょうか。これからは「原因」を探し出し、自分に取り込む姿勢で本を読んでいこうと思います

みなさんもお試しあれ!