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他人を味方につけるには?説得のための承諾誘導テクニック2選!

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 人狼ゲームにおいて、他人を味方につけることは大切だ。また、疑われている時には、疑いをそらす説得をすることが大切だ。「人狼ゲームで学ぶコミュニケーションの心理学」から、説得のテクニックを2つ紹介したい。もっと知りたい人は承諾誘導のテクニックが満載の「影響力の武器」を読んで6つの原理を覚えよう。

フット・イン・ザ・ドア・テクニック

 まず紹介するのは、フット・イン・ザ・ドア・テクニックと呼ばれているものだ。まず、簡単に聞き入れてもらえるぐらいの小さなお願いを行う。そしてそれが叶ったら、もう少し大胆なお願い(こっちが本命)をしてみると、聞き入れてくれる可能性が高くなるというテクニックだ。

 例えば、人狼ゲームだと「いったん自分の話を聞いて欲しい」という小さなお願いをする。これを聞き入れてくれない人はいないだろう。そして、聞いてもらった後で、本当に叶えたいお願いをする。例えば「他の人をもう少し疑って欲しい」などだ。単純に「他のひとをもう少し疑ってほしい」とお願いしてもなかなか、聞き入れてもらえない。しかし、「いったん自分の話を聞いて欲しい」というお願いを聞いて、一度味方につくと、次の要求に答えようとしてしまうものなのだ。

 日常生活においても、一度お願いをきいてしまってら、次のお願いを断りづらくなった経験はないだろうか。例えば最初に「100円貸して」から始まり、その金額がどんどん膨らんでいくケースなどだ。一度、お願いを叶えてしまい、味方になってしまうと、次のお願いも叶えたくなってしまうのだ。これは、影響力の武器では一貫性の原理として紹介されている。フット・イン・ザ・ドア・テクニックはこの一貫性の原理を応用した、テクニックなのだ

ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック

 次に紹介するのは、ドア・イン・ザ・フェイス・テクニックだ。今度は逆に、最初にかなり強いお願いをする。おそらく断られるだろう。その後で、譲歩した形で、本当に叶えたいお願いをするのだ。

 例えば、人狼ゲームだと「今後一切、自分を疑うのは絶対にやめて欲しい」という強いお願いをしてみる。すると、それには反対する人がいるだろう。その時にすかさず、譲歩した形のお願いを重ねてみよう。例えば「せめて今日だけは自分には投票しないで欲しい」などだ。こうすることによって譲歩した形のお願いは叶えやすくなる。

 本来の目的は、今日死なないことだったとしよう。しかし、安直にそのお願いをしてしまうと、断れれることもあるだろう。なので、あえて強めのお願いを先にして、一度断られておくのだ。そうすることによって、相手に断ってしまったという罪悪感を残すことが出来る。また、譲歩することによって、相手に擦り寄っていると思わせることが出来る。すると、相手はそれに答えようとしてしまうのだ。これは影響力の武器では、返報性の原理として紹介されている。プレゼントをもらうと、それをお返ししたくなるのが人間の心理だ。譲歩してもらったというプレゼントをもらった以上、その譲歩した形のお願いを叶えてあげたくなってしまうのだ。

影響力の武器

 いかがだっただろうか。この二つのテクニックは、日常生活においても、よく使われる。上手な営業マンや甘え上手な人は、これらのテクニックを無意識に使っているケースもある。とても強烈な説得の手法なので、説得される側は気をつけよう。人狼ゲームにおいても、敵のお願いを叶えてしまうことになりかねないのだ。

人狼ゲームで学ぶコミュニケーションの心理学?嘘と説得、コミュニケーショントレーニング

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