PEAKを生きる

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「失敗したときの言い訳」を作る行為ほど愚かな行為はない

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テスト勉強してると、なんだか部屋の片付けをしたくなりますよね?

実は、ちゃんと理由があります。それは、自己防衛機能なのです。

まずは具体例を見て、この現象を理解します。その後、対策について考えていきましょう

テスト前の部屋の片付け

「部屋の片付け」はテストの点数が低かったときの「言い訳」を作る行為なのです。「部屋の片付け」をしておくことで、「部屋の片付けをして時間が足りなかったからなぁ」と言い訳ができます。

「自分の能力とは関係ない」と思いたいがための言い訳なんですね。

自分自身にわざわざハンディキャップを負わせるのでセルフハンディキャップと呼ばれています

他にも「テスト勉強ぜんぜんしてない」と友達に言いふらすこともセルフハンディキャップですね。

実際にテストの点数が悪かったときの言い訳になりますね。

「言い訳」に気づく練習

まずは、人が「言い訳」をしているな!と思ったら、「これはセルフハンディキャップだ!」と気づきましょう。傷つけてしまうおそれがあるので、声には出さないようにしましょう笑

実際にやってみるとわかりますが、なかなか面白いですよ。

さて、人を十分に観察したら、今度は自分を見つめ直しましょう。

気づいたら「愚かな行為だ!」と思い、すぐにやめましょう

また、「マインドフルネスは注意を鍛えるトレーニングだ」で紹介したとおり、マインドフルネスによっても自己認知能力が上がり「言い訳」に気づきやすくなります

失敗などない

セルフハンディキャップに気付いても、なかなか辞めれないものだったりします

「失敗は誰もがするものだし、誰も自分の失敗など気にしていない」と考えましょう。スポットライト効果といって、みんな自分の失敗に興味があると思ってますが、たかだか10%ぐらいなもんなのです。

小学校の時の赤点を誰が覚えてますか?覚えていたとしても笑い話でしょう

「失敗などない。前進のみが挑戦にはある」なんかもいいですね。

エジソンも電球の発明に1万回の失敗を続けたと言われてますが、「うまくいかない方法を1万通り発見したんだ!」と言ってますね。すごいもんです。

大事なのは一点に集中して全力で取り組むことです。

時間は限られているので、必要なことだけやりましょう

人生とは、いまこの瞬間をくるくるとダンスするように生きる、連続する刹那なのです

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

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