「早起きしたい」「運動したい」
いろんな身につけたい習慣ってありますよね。実は、日々の活動のうち40%が習慣によってできているんですよね。予想以上に多いですよね。
習慣を改善していくことはとても重要だということがわかります
「人生を変える習慣のつくり方」という本を読んだので紹介したいと思います
- 作者: グレッチェン・ルービン,花塚恵
- 出版社/メーカー: 文響社
- 発売日: 2016/12/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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習慣ってなんだろう?
まず習慣ってなんでしょうか。「人生を変える習慣のつくり方」
の中では習慣を次のように定義しています
決断という行為がなくなることで習慣となる
決断しなくても、自動的に行動しているものですね。例えば「歯磨きを今日するか?」と考えて「しない!」なんて決断をすることはないと思います。夜寝る前に、絶対にすべき事のように自動的に歯を磨きますよね。このように意思決定をするまでもなく実行される行動を習慣と呼んでいます
「習慣化できないのは脳が原因」だったように、習慣というのは脳が作ってるんですよね。
脳はどんな行動でも可能であれば習慣にしようとする
決断というのはとても大変な作業でエネルギーが必要なので、脳はできれば習慣にしたいたいんですよね
習慣は人それぞれ
「天才たちの日課」という本には、天才たちの習慣が描かれてるのですが、筆者はこの本を読んで
優秀な人が身につけてる習慣は個々によって全くちがうが、自らに適した習慣を熟知し、それを維持するために多大な努力をしている
と言います。自分に適した習慣はひとそれぞれで「これが絶対に良い!」とは言えないと言ってるんですね。
なので、習慣を作るときも
自分について知るーこれが、身につけたい習慣を定着させるための第一歩だ
と言っています
自分のタイプを知ろう!
また習慣を作るには自分の考え方のタイプを知ることが重要です。「人生を変える習慣のつくり方」の中では4つのタイプが紹介されています
自分がどれに当てはまるかを考えながら読んでみてください
アップホルダー
まずはアップホルダーです。このタイプの人は自分で定めた期待にも、他社から与えられた期待にも答えようとするタイプです。
自制心も強く、約束を守る人ですね。
クエッショナー
つぎにクエッショナーです。なんでも疑問を持って、自分が納得しないと動かない人です。
なので、外からの期待には反発しやすい傾向にあります。一方で自分で定めたものに納得していれば動けるタイプです
僕は、これですね
オブライジャー
外からの期待にはすすんで答える人です。義務感が強く、協調性を重んじます。
しかし、自分には甘く、自分で設定した目標を達成することができません。
レブル
外からの期待にも、自分で設定した目標にも反発する人です。自由を重んじて、その場その場で意思決定をしたい人です。
自分の心に正直であることを重要視します。
僕は、クエッショナー寄りではありますが、レブルも少し入ってますね。
4つのタイプ別に習慣化を考える
自分のタイプが分かったら、習慣にしたいことに対して自分のタイプに合わせて戦略を立てることが大切です
アップホルダー
アップホルダーの人には、パブリックコミットメントが有効的です。SNSなどで「ダイエット5キロします!」と公言すると、できちゃうわけです
自分で決めた目標にも厳格ですし、パブリックコミットメントして他社から監視されている状態を作り出すと責任感が湧き、実行に移すことができます
クエッショナー
自分が納得する正当な理由を調べるが一番効果的でしょう。とことん調べて「やらないほうがおかしいんじゃないか?」と思うぐらい徹底的に調べ上げるのが良いです
例えば「夢を見ると問題解決能力が上がる」なんてのを科学的な理由とともに知っちゃったら、すぐ行動ができるわけです
一方、外からの期待の場合、自分で正当な理由を見つける必要がありますね。まぁやらなくても良いとは思いますが笑
オブライジャー
オブライジャーの人は、自分で決めても上手く実行することが難しいです。
一方で、他人からの期待には責任を持って実行しようとします。なので、友人にお願いして一緒にやってもらう、などをすると良いでしょう。
読書マラソンだったり、ダイエット競争に参加してみるのが良い手でしょう。
レブル
レブルの人が習慣を作るのは厄介なのですが、他人の期待に対して反発的なエネルギーを使いやすかったり、未開拓という言葉に惹かれる傾向があるのでそれを上手く使うのもよいでしょう
また自分のアイデンティティを決めておくのが良い戦略です。「自分は健康のプロフェッショナル」というアイデンティティを持っておくことで、一貫した行動を取りやすくなります。アイデンティティを決めておくのがよいのは、その時その時では意思決定を自由にしているように感じることです
タイプごとに戦略はちがう!
「自分について知るーこれが、身につけたい習慣を定着させるための第一歩だ」
習慣はこうつけるべし!という本はたくさんありますが、「人生を変える習慣のつくり方」ではタイプによってちがうから、それぞれ戦略を変えないといけないということを教えてくれます
具体的な習慣に関して、それぞれのタイプがどうしたらいいか?が詳しく書かれてるので、ぜひ読んでみてください
お試しあれ!
- 作者: グレッチェン・ルービン,花塚恵
- 出版社/メーカー: 文響社
- 発売日: 2016/12/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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