外国語でも言語によって習得しやすさがあるのでしょうか?
韓国ドラマが流行った時に「韓国語なら覚えやすい!」と、勉強をし始める人も多かったようです。
また韓国人も第二外国語として日本語を選ぶ人も多いそうです
これはどういうことでしょうか?
- 作者: 白井恭弘
- 出版社/メーカー: 大修館書店
- 発売日: 2012/01/15
- メディア: 単行本
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母語と似ているほど習得しやすい
外国語の習得のしやすさは、実はその外国語が母語に似ているか?が重要になってきます
使われている記号が似ている
例えば、受験の時に古文をやりましたよね。あれを外国語だとみなすと、単語の意味を覚えると、なんとなく読めますよね。
また漢文もやりましたよね。使ってる「漢字」は一緒なので、語順がわからくてもなんとなく理解できちゃうわけです。
一方で英語はというと、見慣れないアルファベットの羅列です。こうなると認識するまでに時間がかかってしまい、パッと見ても感覚的にはわからないのです。
一方で、ドイツ語だったりフランス語が母語の人が英語を学ぶのは容易いといいます。それはアルファベットを使っており、また単語もとても似ています。
語順が似ている
日本人が韓国語を覚えやすい理由は語順です。使われている記号はちがうものの、語順が同じため親しみやすいんですよね。記号や単語さえ覚えてしまえば、構文は同じなので、なんとなくで理解することが可能なのです
一方で、英語は語順が全く違います。これはツライわけです。
記号は覚えてしまえば、解決できます。しかし語順はなれるまでに、かなりの時間を要するわけです。
日本人が英語を習得しにくいのは、違いが多すぎるからだ
他の国に比べて、日本人は英語を使える人が少ないといいます。しかし、これはある意味当たり前なのです。使ってる記号も違えば、語順も違います。
他の国の人に比べてハンディキャップを背負ってからのスタートなので、習得するのが大変なのです。
また文化的・宗教的背景も違うこともあり、よりいっそう学習を難しくしています。
しかし「難しいことをやろうとしているんだ!頑張ろう!」とポジティブになりましょう!実は習得が難しいことによる利点もあります。また後日説明しますね。
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