わかりやすくて、面白い文章が書きたい。文章を書いてる人にとっては、文章をわかりやすく簡潔に、しかし面白く書きたいですよね。僕も「PEAK生きる」ブログを書いていて、文章の大切さをズッシリ感じています。「どうやったら文章はうまくなるのだろう?」と考えることもよくあります。
そこで、文章の達人である池上さんと竹内さんの対談から生まれた本「書く力 私たちはこうして文章を磨いた」を読みました。プロとして書くことを仕事にしている彼らが明かす文章術が参考になったので紹介します
頭を整理しながら文章が作られていることがよくわかります。
- 作者: 池上彰,竹内政明
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2017/01/13
- メディア: 新書
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頭を整理し、書くべきテーマ決める
原稿の中で「書くべきテーマ」を明確にする
まず大切なのは、「書くべきテーマ」を明確にすることです。この文章は何を言いたいのか?それを決めないとまとまりがない文章になってしまいます。
テーマを一つに絞ることの重要性は以前にも紹介しました
読者を想定する
常に、「これは誰に向けて書いた文章なのか」を自覚しながら書く。それは、仕事で文章を書く人にも、趣味で文章を各人にも、同じように必要なことだと思います。
独りよがりな文章にならないためにも、読者を想定することは大切です。読んでほしい人があってこその文章です。常に読者のことを考えて文章を作りたいものです。
書きたい内容と自分のブリッジを探す
テーマと自分をつなぐ「ブリッジ」がかならずあるはずです
書きたい内容をいかに調理するか?それは自分との「ブリッジ」だと言います。一見つながりがないような内容をつなげる「架け橋」です。そこに面白さと驚きが生まれるわけです。
自分とのブリッジを見つけることで、誰にも書けないオリジナルな文章が生まれるわけですね。
これが秘伝の文章フォーマットだ!
まずは、「読者を惹きつける書き出し」。次に、「読者に予想させない展開」。最後に、「書き出しと結びつけたオチ」。
文章の構成はいつも悩むところです。竹内さんの文章フォーマットは簡潔でいて、効果的ですね。ブログの文章フォーマットとしても活用できそうです。
「ブリッジ」を上手く使うことで「読者に予想させない展開」を作るんですね。
文章のプロが教える書く力
わかりやすくて、面白い文章が書きたい。文章を書くときに誰もが考えることです。書くことのプロであるお二人が、惜しげもなく秘伝のタレを紹介してくれています。
対談本は読みにくい本が多いのですが、さすがの池上さんです。まとめるのが上手くて、ビックリしました。
プロ同士の対談だからこそ、出て来る興味深い話も満載です。文章を書く人はぜひ読んでみてください。
- 作者: 池上彰,竹内政明
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2017/01/13
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