人工知能が、急速に進化している。注目企業はGoogleだろう。2017年5月17日に行われたGoogle I/Oでは「Mobile first to AI first」と発表した[1]。モバイルは当たり前になった。これからは、人工知能中心のサービス作りが本格化する。
- 作者: 日経ビッグデータ
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2017/01/26
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Google Lensの衝撃
Google I/Oで発表されたGoogle Lensは使うのが楽しみだ。カメラに人工知能が搭載され、物体認識をして、様々な提案をしてくれる。花を写すと名前を教えてくれるし、お店を写すとユーザーの評価が見れる[2]。「こんなことまで出来るようになったのか」と驚く。サービスとして提供できるレベルに成熟しているのがすごい。
ディープラーニングの活用
Googleは自社サービスを人工知能で改善している。例えば、Googleマップだ。ストリートビューの写真からディープラーニングを使って改善されている[3]。ストリートビューの写真から看板を認識し、お店の名前などを認識できる出来る。これにより人手で情報を更新していたところを、人工知能で自動で更新できることになる。「Googleさん、何を言ってるの・・・」状態ではあるが、これが現実だ。
Googleのクラウドサービス
さらにGoogleは社内の技術を、一部ではあるが使えるようにしてくれている。それがGoogle Cloud Platformだ[4]。もちろん使用量は必要だが、それほど高くない。AWSを代表とするクラウドサービスをGoogleも始めている。クラウドサービスとしての進化もすごい。
さまざまな機械学習サービス
その中でもやはり機械学習が目玉だ。サービス一覧を見てみると、さまざまAPIを提供してくれていることがわかる[5]。
- 画像分析(Google Cloud Vision API)
- 動画分析(Google Cloud Video Intelligence API)
- 音声認識(Google Cloud Speech API)
- テキスト分析(Google Natural Language API)
- 翻訳(Google Cloud Translation API)
などがサービスとして利用することが可能だ。APIで利用できるので、とても簡単に使うことが出来る。また各サービスページにはデモが用意されている[6]。
画像分析で遊んで見る
例えば画像分析を使ってみる。
最近のアップデートで画像検索機能が使えるようになった。この写真を「綾瀬はるか」と認識している。女優とも認識しており、正しい。有名人じゃなくても使えるのがすごいところだ。例えば、自分の写真を入れてみる。
僕の名前は「Kasajima」で職業は「エンジニア」なので、正解だ。もはや怖いよ、Googleさん!笑
また画像分析だけでも、いろいろな機能がついていて表情の分析が出来たりもする。
綾瀬はるかは「楽しい」らしい。よかった。
おまけ
ちなみに、滝廉太郎を入力てみると・・・
ドラゴンボールの一員であることがわかる。出ておられましたっけ・・・笑
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