「睡眠の質を高めたい」と常日頃思っている。朝すっきりと起きて、気持ちの良い1日を始めたい。最近だと、「カフェインをやめたら睡眠の質が上がった」。他にも睡眠の質の向上のため「ホワイトノイズ発生器が気に入った件」にも書いたようにLectrofan Microがガジェットしてはお気に入りだ。
LectroFan micro (レクトロファンマイクロ) 正規品 日本語パッケージ版 オリジナルレザー調バッグセット 睡眠 安眠グッズ 睡眠負債対策 Bluetooth スピーカー (ブラック)
- 出版社/メーカー: ASTI
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
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睡眠の質を高める刺激
「Why We Sleep」の著者であるMatthew Walkerの動画を見ていたら、面白い実験を紹介していた。脳波を測り、深い睡眠時に電気刺激を与えることで、さらに睡眠の質を深くなるという研究だ。
音でも可能
「電気刺激を怖いなあ」と思っていたら、どうやら音を聞かせるだけでも同様の効果が得られるようだ。最近公開されていたDan Gartenberg のTEDスピーチ「The brain benefits of deep sleep」ではその詳細を語ってくれている。
確かに「脳をハックする音楽Brain.fm」で書いたように、外部からの音によって脳波の質が変わり、睡眠の質が向上する。今回新しいのは、脳波をリアルタイムに計測することによって、さらに睡眠の質を高めをというのだ。これは欲しい。
SmartSleep
と思っていたらCES2018でPhilipsが面白い商品を発表していたことを教えてもらった。「SmartSleep」だ。見た目はなんだか凄いが、背に腹は変えられない。
仕組みは、EEGベースの計測器でリアルタイムに脳波を測り、それに合わせて音の刺激を出すと言う商品だ。ホワイトペーパーによると以下のような仕組みなっているらしい。
さらに臨床実験も行われており、良い結果も得られている。
睡眠不足で悩む被験者のうち70%が、2週間のSmartSleepで日中の疲れが軽減した。
睡眠ハックがアツい
これは超欲しいガジェットだ。公式ページによると今年(2018年)の春に発売されるらしい。待ち遠しい。今年は睡眠ハックが盛り上がりを見せそうだ。他にもNokiaがIFTTTと連携した睡眠ガジェット「Nokia Slee」 などを発表している。睡眠中は、エアコンの温度を下げるなど、睡眠の質を高めてくれるようにスマートホームを動作させることができる。これらも楽しみだ。
EEGが身近に!今後も注目
EEGと言えば、昔脳科学の実験で装着したことがあるが、電極を頭につけるだけでも大変だった(正確に測るために、ジェルみたいなものをつけないといけない)。しかし、それがこんなに身近なデバイスとして使えるようになると思わなかった。EEGを利用したガジェットにも今後注目だ。瞑想用のガジェットなども出てくるだろう。リアルタイムのニューロフィードバックはできるのはとても良い。