完全無欠コーヒー(バターコーヒー)を飲んでいると素材代だけでも出費が馬鹿にならなくなってくる。iHerb(アイハーブ)でグラスフェッドバターの発酵ギーを見つけて、嬉しくなって買っていたが、1ヶ月ぐらいでなくなってしまうので、そこそこのランニングコストになっている。購入できるギーではiHerbのギーが一番格安なので、手間をかけたくない人にはベストではある。
しかし、できるだけ多くの良質なバターを摂取したい、それも格安に!という人にはグラスフェッドバターの発酵ギー高価な食材になってしまう。そこで、できるだけ安く、グラスフェッドバターのギーを手に入れる方法を考えてみた。
ギーは自分で作るべし
まずはギーを購入しようとするととても高い。なのでギーは自分で作ることに決めた。さて、素材集めだ。必要な素材はグラスフェッドバターのみ。しかし、これが難しい。
Amazonでグラスフェッドバターを探す
Amazonで検索してみてもグラスフェッドバターはなかなか手に入りづらい。しかも、高い。iHerbのグラスフェッドバターのギーよりも高いグラスフェッドバターが多い。これでは意味がない
本物のグラスフェッドバター
また、本物のグラスフェッドバターかどうかという問題もある。そこで「シリコンバレー式 完全の食事」を見てみると、お勧めしているバタード銘柄は以下の2つだ。
- ケリーゴールド・ピュア・アイリッシュ・バター
- アンカー・バター
- 出版社/メーカー: パピオ
- メディア: その他
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Amazonで入手しやすいのはアンカー・バターだ。しかし、問題は5kgしか売っていないことだ。5kgはとても多い。しかし、なんとかなる。実際に買ってみて、なんとかなった方法をお伝えする。
共同購入する
まず、ご近所に分け与えるのが一番手っ取り早い方法だ。共同購入するのが一番オススメだ。しかし、それも簡単なことではないだろうから、1人でも何とかできる方法もお伝えする。
冷蔵庫に入れて切り分ける
最初にやることは、冷蔵庫に余分を持たせることだ。5kgのバターとなると、そこそこでかいバターが届くので、それが冷蔵庫に入るようにしておく。
そして、冷凍のグラスフェッドバターが届いたら、一日ほど冷蔵庫に保存しておく。そうすることによって、バターが良い感じの解凍された状態なるので、やわらなくなっている。
次の日にバターを使いやすいサイズに切り分けよう。僕は500gずつぐらいのサイズに切り分けている。切り分けてしまえば、冷凍庫にも入りやすくなる。大きい塊のままではなかなか入らないのだが、小さいサイズになると入れることは楽ちんだ。
ギーを作る
さて、ギーを作ろう。ギーを作る目的は、バーターを完全無欠にすることだ。ギーにすることによって、乳糖やカゼインが含まれなくなるので、乳製品に弱い日本人にはそのままバターを使うよりもオススメだ。
それに、冷凍庫が十分に大きくない場合にもにはオススメだ。なぜならギーにしてしまえば、常温保存によって、長持ちするからだ。ギーには、水分やカゼインなどのタンパク質が含まれない。油だけになるので、常温保存していても問題ない。なので保存の観点から見てもギーにすることがオススメだ。
ギーの作り方
ギーの作り方はアユルベーダの本が参考になる。ホーロー鍋にバターを入れて、弱火で10分ほど温めればギーになる。香ばしい良い匂いがしてきて、美味しそうだ。
その後は、ガーゼなどでタンパク質を取り除く。僕のおすすめは、コーヒードリッパーだ。ギーを入れておく瓶に、コーヒードリッパーを設置し、上から熱したバターを注いでいく。そうすることによって、分離されたたんぱく質を除去することが可能だ。コーヒードリッパーを通っていく油は純粋な油となる。これがギーだ。黄金の色をしていて美しい。
ギーを作ろう
このように作ったギーは、iHerbで買えるグラスフェッドバターのギーの約半額となる。ギーを作るのはやや面倒なので、僕は1kgほど一気にギーにしてしまう。そうすると2〜3ヶ月は保ってくれるので、手間は省ける。
自分で作ったギーはなんだかおいしく感じられるし、オススメだ。案外簡単に作れる。一度ギー作りにチャレンジすることをお勧めする。