「アーユルヴェーダ体験に行ってきます」にも書いたように、今回のアーユルヴェーダ旅行の滞在先に選んだのは、ジェットウィング・アーユルヴェーダ・パビリオンズだ。
一番の理由はなんと言っても、凄腕のDr. CTスキャンことDr. ディーニッシュだ。実際にお会いすることができて、Dr. CTスキャンの診察のすごさに感動した。
さて今回は、Dr. CTスキャンのことだけではなく、ジェットウィング・アーユルヴェーダ・パビリオンズの紹介をしたい。アーユルヴェーダの施設は初体験だったのだが、満足したので「また行きたいなぁ」と思っている。そのポイントを紹介したい。
交通の便
まず、交通の便だ。スリランカへは直行便のスリランカ航空などで、コロンボ国際空港に到着するのが一般的だろう。僕も、スリランカ航空を利用した。
ジェットウィング・アーユルヴェーダ・パビリオンズはコロンボ国際空港からすぐ近くのニゴンボという都市にある。実は、空港からはコロンボよりもニゴンボのほうが近い笑。そのため、スリランカ旅行の一日目や最終日に滞在する人も多いみたいだ。
タクシーで片道20分程度。1,500円ぐらいが相場だそうだ。僕はホテルに送迎をお願いした。38$だったので、高かった。でも安心感を選択した笑。ちなみに帰りもホテルにお願いし、25$ほどだった。海外旅行に慣れてる人は、普通にタクシーやPick MeやUberなどを選択するのが良さそう。
アーユルヴェーダ施設としては、空港からかなり近い位置にあるうちの一つだ。他の施設は車で2〜3時間ほどかかるところもある。
リゾートと街
ニゴンボは海岸リゾート地だ。ジェットウィング・アーユルヴェーダ・パビリオンズも海岸の近くにあり、歩いてビーチまで行くことが可能だ。
また、街にも近く、300ルピーほどで、トゥクトゥクで大きなスーパーに行ける。実際に滞在中に、おみやげを買いにスーパーに行っていた人もいた。
リゾート地ではあるのだが、街が近いため、車は沢山走っている。なので、大自然!という感じではないのはちょっと残念ではある。ただ、交通の便などを考えると便利だろう。他のアーユルヴェーダ施設は大自然だけど、遠い。
ホテルはキレイで便利
ホテルはかなりキレイだった。僕が泊まったのはクラシックというタイプだった。覚えてることを列挙していくと、
- Wi-Fiあり
- SIMを買えば、4G回線もバッチリ。30日で900ルピーほど。空港で買える。
- ハウスクリーニングは昼(掃除)・夜(蚊帳の設置と水の補給)の二回
- 水はボトルで提供してくれる(お願いすれば何本でもオッケー)
- クーラーあり(一番安いスタンダードタイプはクーラーなしのファンのみなで、お気をつけて)
- お風呂はシャワーのみ(Queen Pavilion以上は浴槽もあるみたい)
- 手動のウォッシュレットあり(びっくりした笑)
- ドライヤーあり
- 湯沸かし器あり
- ハンガーあり
- クリーニングあり
- 蚊は一日に二匹ほど遭遇(蚊よけなどの設備あり。でも虫除けはあったほうが良い)
- 停電は二週間で二回ほど
特に不満はなく、最高だった。ただ、クラシックタイプは二人で過ごすにはちょっと狭いかなぁという印象。家族やカップルなら良いかも知れないが、友達と二人には狭いかも。一人なら十分なのだが。こんな感じ。
Queen Pavilion以上がおすすめ
ちなみに、次に泊まるならQueen Pavilionに泊まりたいと思ってる。クラシックに比べると一泊1500円ぐらい上乗せになってしまうのだが、プラーベートな庭が使えるという利点はとても魅力的だ。庭にはプールサイドに置いてあるリクライニングチェアや日傘がおいてあり、そこでくつろぐことができる。
また、アーユルヴェーダのトリートメントも、プラーベートな庭で受けることができる。また、アーユルヴェーダの施術を受けた後は、緑色のガウンを羽織り、1〜2時間ほどシャワーを浴びれず、のんびりしないといけない。この時のプラーベートな庭の効果は絶大だ。
二人で行くなら、絶対にQueen Pavilion以上がおすすめ!一人でも、ホテルにずっといる予定なら、庭があったほうがいい。横目で見ていて、羨ましかった笑。あとはお財布との相談。
共有施設は少なめ
プラーベートな庭がほしい理由は、 共有施設がそれほどないからだ。共有施設として、レストラン・プールサイド・図書室ぐらいしかない。レストランや図書室は、それほどのんびりできる雰囲気ではない。プールサイドは気持ちいいのだが、日差しが強くなってくると熱い(日傘がない!)。なので、多くの人は部屋の中にいる。
ただ、実は近くにあるジェットウィング系列のホテルのプールやジムなどが無料で使えたそうだ。僕は他のホテルを見に行かなかったのだが、そちらにでかけてる人もいた。ちなみに、ビーチもかなり熱かったみたい笑
ご飯はコース形式で美味しい
ジェットウィング・アーユルヴェーダ・パビリオンズが良かった点は、ご飯だ。僕はかなり気に入った。他のアーユルヴェーダ施設では、ビュッフェ形式が多い。料理の名前に、体質に合うかどうかが書いてあるだけで、自分で取り分けていく形式だ。
しかし、ジェットウィング・アーユルヴェーダ・パビリオンズでは、体質に合わせて、コース料理になっており、ウェイターさんが提供してくれる。毎日違うものがバランスよく食べられる。
スープ・前菜、メイン(カレーなどのプレート)、デザートという感じで、3回ぐらいサーブしてくれる。ちなみに、朝は順番が逆だったりしてびっくりした笑。朝は、フルーツジュースや牛乳が追加されることが多かった。
僕の場合は、量も調整されていた。アーユルヴェーダは食も治療の一部なので、これはありがたかった。量がかなり少なくなっており、そのかわりに間食を提供してくれていた。日に5回の食事だった。
料理は、完全にベジタリアンである。しかし、飽きないように工夫が凝らしてあって、ベジタブルミーツ(肉っぽい野菜)などが料理に入っていることもあった。あと、カリフォルニアロールのような寿司が出てきたのは笑った。メインはカレーばかりではないので、料理も楽しめる。
アーユルヴェーダは観光客に優しめ
ジェットウィング・アーユルヴェーダ・パビリオンズのトリートメントが良かったのは、同じ施術師がすべてのトリートメントを同じ場所でやってくれるところだ。他の施設だと、一日でもオイルマッサージはココ、スチームはココと、いろいろと移動しないといけないところもあるみたいだった。
また、アーユルヴェーダの体験ブログを見ていると、毎日飲む薬が苦い・キツイという意見が多かった。しかし、ジェットウィング・アーユルヴェーダ・パビリオンズで提供されていた薬は、ぜんぜん気にならなかった(人によるのかも知れないが)。
しかし、パンチャカルマになると、本気なので、そこはお気をつけて。帰ってきてから色んな人に話しているけど、「鼻にオイルをいれて、口から出す」「下剤を飲んで20回以上トイレに行く」「オイル浣腸する」みたいな話はやはり衝撃的みたいだ。でも、他の施設のパンチャカルマよりは、楽そうな印象。ヴィレーチャナでも、飲むものは気にならなかった(飲むものがキツイという体験記事を見た)。
あと、親切なのが、トリートメント中の紙パンツを毎日くれるところだ。他の施設では貸出がないところも多いみたいで、みんな日本から持っていく、もしくは汚れて良いパンツを使うみたいだった。
アクティビティ
毎日あるアクティビティは、朝の一時間のヨガだ。僕がいたときは、前半は朝6時スタートで、後半は朝 6時半スタートだった。朝からのんびりヨガができて気持ち良い。ちなみに、ヨガは英語だ。でも、ポーズを真似すれば良いので、気にならないだろう。
他には、滞在中に一回、クッキング教室と音楽セラピーがあった。クッキング教室では、毎日出てくるコース料理をシェフと一緒に作ることができる。レシピは日本語でもらえる。僕が行ったときは、ホテルの通訳さんも一緒だったので、いろいろ質問もできた。
レシピには、日本ではなかなか手に入らない具材(クラッカン粉、ココナッツ酢、カレーリーフ大量)などがあり、日本で作るのは難しそうだ笑。頑張って食材を探したいとは思っている。
音楽セラピーはインド古来3500年の歴史のある楽器での演奏だった。瞑想への一つのアプローチとして音楽が使われていたそうだ。今では、病院などでうつや心臓病などの治療などにも使われている。コルチゾール(ストレスホルモン)が低下したりするそうだ。
ジェットウィング・アーユルヴェーダ・パビリオンズおすすめ
アーユルヴェーダ体験にジェットウィング・アーユルヴェーダ・パビリオンズはかなりおすすめだ。立地もバッチリ出し、Dr. CTスキャンもすごいし、ご飯も美味しい!僕はとても満足している。
僕が泊まったクラシックタイプの料金は、エクスペディアの表示価格で一人滞在だと21,905円。僕は雨季で閑散期の6月に滞在し、一ヶ月以上前に予約していたので割引が適応され、15,562円だった。この料金の中に、宿泊代・トリートメント代・食事代・サービス代のすべてが含まれているので、かなりお得だ。プラスでホテルに支払ったのは、送迎代とお土産代ぐらいだ。
今回は完全にリトリートとして滞在しており、パソコンも持っていかなかったのだが、Wi-Fiもバッチリあることだし、リモートワークしながらアーユルヴェーダもいいなぁと思っている。まぁドクターには「仕事を忘れてゆっくりしなさい」って言われますけどね笑。