アーユルヴェーダ体験トリートメントの内容はわかったけど一日のスケジュールはどんな感じなのさ〜?ということで、旅行記としてトリートメントの内容とともに書いていこうと思う。「行きたい!」と言ってる人が多かったので、参考になれば。
僕が行ったのは、ジェットウィング・アーユルヴェーダ・パビリオンズなので、他の施設はちょっと違うかも知れない。しかし、体験ブログを読んでいると、大体の大まかなスケジュールは一緒そうだったので、参考になると思う。
トリートメントの内容は前回の記事を参考にして欲しい。この記事では、トリートメントの内容には触れず、名前だけで述べる。
大まかなスケジュール
まずは、毎日の大まかなスケジュールはこんな感じだ。
- 朝6時 or 朝6時半にヨガが1時間
- 7時半頃から朝食
- 8時半頃からドクターの診察10分程度
- トリートメントが2時間。施術によるが、11時前には終わる。
- トリートメント後、シャワーでオイルを落とせるのは1時間後。12時頃になる。
- 12時頃にランチ
- ランチ後は予定がない日がほとんど(稀に団体客などで人が多いと、トリートメントが午後からの人もいる)
- 19時頃にディナー
- 22時頃に就寝
毎日こんな感じなので、午後はめっちゃ暇!体験記などを見ていると、トリートメントで忙しいと言ってる人もいるが、そんなことはない。めっちゃ暇!
なので、Kindleを持ってきて読んでる人が多かった。僕も持っていっていた。旅行のときは便利だ。
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具体的なスケジュールと施術
大まかなスケジュールは書いたとおりだが、それぞれの毎日が実際にどんな感じだったか、書いていきたいと思う。
初日
初日は移動日だ。僕はスリランカ航空を使ったので、9時20分の成田空港集合の、11時20分発の飛行機だった。多くの人はこの便だろう。機内食は、一食目はベジタリアンを選んで、カレーだった。二食目はチキンを選んで、中華だった。
現地時間の17時10分に到着する。コロンボ空港で、両替したら、ホテルのお迎えの人が来ていた。一緒にSIMを買った。DialogというSIMが有名なのだが、お迎えの人曰く、どのSIMでもうちのホテルでは一緒ということだったので、MobitelというキャリアのSIMを買った(Dialogが混んでいた)。30日で900ルピー。SIMは設定してくれる。
ジェットウィング・アーユルヴェーダ・パビリオンズはコロンボ国際空港から、車で20分ぐらいだったので、すぐについた。街中には、でかい牛やら水牛が普通に歩いていて、ビックリする。ちなみに車は、HONDAで、システムは日本語表記だった。中古車で、人気みたい。あと、運転は荒い。自転車が危なすぎる。
ホテルに付いたのは、18時頃。ウェルカムドリンクが提供された。その後、ホテルマンが施設の説明をしてくれる。荷解きをして、ディナーにキッチンに向かう。
ちなみに、時差が3時間半ほどあるので、これがとてもちょうどよい。次の日はヨガが6時からあるので、早寝をしたい。スリランカが3時間半早いので、いつもどおり眠くなった時間で、早寝なのだ!5時半起きも、日本時間なら9時起きになる。楽勝!
2日目
朝5時半ごろに起きて、身支度を整え、6時からのヨガに向かう。ヨガが終わったら、朝食を食べる。
二日目から、アーユルヴェーダが始まる。まずは、ドクターの診察だ。9時からだった。初診は少し長い。僕は、Dr. CTスキャンに診てもらったので、5分ぐらい沈黙で脈を測ってもらった。その後、10分ほど質疑応答があり、最後にはアーユルヴェーダの体質を教えてもらえる。
診察が終わったら、部屋に戻って、トリートメント用のガウンを着て、トリートメントハウスに向かう。トリートメントは10時15分からだった。
トリートメントはアビヤンガといわれるオイルマッサージのみだった。2時間ゆっくりかけて、マッサージしてくれた。その後、毎日飲む薬を部屋まで運んでくれる。
トリートメントの後は1時間シャワーで落とせないので、部屋でのんびりしていた。この日はトリートメントの時間が遅かったので、ランチは13時半ごろにとった。
予定はこれで終わりなので、後はプールサイドで読書したり、部屋で瞑想したりしたりしていた。19時頃にディナーをとって、22時頃に就寝。午後に予定がない場合は、このルーチンが続く笑
ちなみに、初日はトリートメントはこれで終わりなのか?とちょっと心配になった笑。もっといろいろあるかなぁと思っていた。
3日目
朝のヨガなどは同様。初日の薬を飲んだからか、便通は良い。トリファラが効くみたい。8時半からドクターの診察。診察の後すぐにトリートメントだということで、ガウンを着ていった。この診察のときに、僕は消化が悪いからと、食事が5食に分けられることになった。
トリートメントは、2時間程度でアビヤンガ(オイルマッサージ)とウッツァーダナ(ハーブのパック)とスヴェーダナ(顔と全身に湯気をあてる)だった。顔に湯気をあてるのは、熱くてビックリした。
4日目
ヨガが6時半からに変わる。8時半からドクターの診察。ちょっと朝は忙しない。
この日からドクターはDr. CTスキャンではなく、別の人に変わる。普段の体調を聞かれるだけなので、Dr. CTスキャンじゃなくても問題はなかった。この問診時に、明日はナスヤ(点鼻法:鼻にオイル)をやるよ!と聞かされて、ビビる笑。
この日のトリートメントは、アビヤンガ(オイルマッサージ)とスヴェーダナ(顔と全身に湯気をあてる)だった。
5日目
ナスヤにビビりながら、8時半からの診察。ここでまたドクターが変わり、女医さんになっていた。
トリートメントは、アビヤンガ(オイルマッサージ)とスヴェーダナ(顔と全身に湯気をあてる)だった。トリートメント後に、ナスヤが始まった。ナスヤはドクターが施術してくれた。
そして、ナスヤの日の一日の過ごし方を教えられる。クーラーやファンはオフに、プールやビーチに近づかない、部屋でできるだけゆっくりするように、とのこと。鼻をかむことも禁止で、かならず鼻をすすり口から出すように指示される。鼻水がたくさん出て、なかなかツライ一日となった。
6日目
8時45分の問診に行くと、また今日もナスヤだと告げられる。まじか。トリートメントはアビヤンガ(オイルマッサージ)。その後、ナスヤだった。喉までオイルが入って、ちょっと痛かった。
今日は、シャワーは2時間後で!と言われた。「オイルまみれのままキッチンでランチ食べても良いよ」と言われたので、オイルまみれのガウンを着て、ランチを食べた。
この日は、鼻水はそれほど出なかった。前日に全部出し切ったからだろうか。
7日目
8時45分の問診。「昨日は鼻水はあまり出なかった」と伝えると「いいね!」と言ってくれた。明日は、シロダーラ(おでこにオイル垂らすやつ)だよ、と伝えられる。ついにシロダーラ、キタコレ!と思う笑
トリートメントはアビヤンガ(オイルマッサージ)とウッツァーダナ(ハーブのパック)だった。
8日目
8時45分の問診。シロダーラ楽しみ!って思っていたら「明日は、ヴィレーチャナだよ」と伝えられる。ヴィレーチャナで、下剤を飲んで、全部出しましょうね!とのこと。ヴィレーチャナの予定や、注意事項などが伝えられる。これはヤバそうだ・・・
トリートメントはアビヤンガ(オイルマッサージ)とウッツァーダナ(ハーブのパック)とシロダーラ。シロダーラ気持ちいい!
9日目
アーユルヴェーダのクライマックス、ヴィレーチャナ。5時にモーニングコールがかかってきて、下剤と大さじ1杯のオイルを飲む。それから暖かいお湯をひたすら飲む。ヨガはなし。10時頃から、すごい便意を感じ始め、13時頃まで下し続ける笑。
その間に、11時45分頃に、おかゆ的なものを食べ、12時にキングココナッツウォーターを飲んだ。
13時からドクターの問診で、そのときは気分が良かった。その後のトリートメントは、アビヤンガ(オイルマッサージ)とシロダーラ。しかし、シロダーラの最後の方で、便意がカムバック!結局、寝るまでお腹の調子が微妙な感じが続いた。
10日目
朝起きてまだちょっとお腹の調子が悪いので、ヨガはお休みする。
8時15分に診察があった。今日は、目の疲れを取るために、ネートラタルパナ(ギーの中で目を開ける)をするとのこと!これも楽しみにしていたやつ。
トリートメントはアビヤンガ(オイルマッサージ)とシロダーラとネートラタルパナ(ギーの中で目を開ける)。
ネートラタルパナ(ギーの中で目を開ける)をやった日は、デジタルデバイスは使ってはダメと言われる。Kindleもやめとくかぁ〜と思い、持ってきていた文庫本を読む。あと、外出るときはサングラスかけてね、とのことだった(持ってきてなかった)。
この日、1 5時からクッキング教室があった。シェフと一緒に作るアーユルヴェーダ的な料理は楽しかった。日本で作りたいけど、材料が難しそうだ。他のお客さんとも少し話した。
11日目
8時15分に診察。明日はまたパンチャカルマだと言われてビビる笑。バスティ(浣腸法:オイルを大腸に入れる)の説明を受け、今までで一番ビビる。
トリートメントは、トリートメントはアビヤンガ(オイルマッサージ)とウッツァーダナ(ハーブのパック)とシロダーラ。
12日目
11時半に診察。この日は、フルムーンデイというお祭りで、ドクターが一人で全員対応していて、忙しそうだった。予定が組めるなら、フルムーンデイは外したほうがいいかもしれない。
トリートメントはアビヤンガ(オイルマッサージ)とシロダーラとネートラタルパナ(ギーの中で目を開ける)。バスティ(浣腸法:オイルを大腸に入れる)があるよ〜と言われてたのに、施術されなくてガッカリした(ホッとした)。
13時半ごろにトリートメントが終わったので、ランチはオイルまみれのまま頂いた。この頃には、他のお客さんもオイルまみれのままの人が多かったので、気にならなかった。
13日目
8時半に診察。「あれ、昨日バスティ来なかったね?」と言われる。よく聞いてみると、ランチ後にもう一度、トリートメント施設に戻って、バスティだったみたいだ。昨日、そんなこと言ってなかったじゃん!って思いながら、「今日もバスティやるよ〜」と言われ、まじかぁと思う笑。
トリートメントはアビヤンガ(オイルマッサージ)とシロダーラとネートラタルパナ(ギーを肩周りに満たす)。
そしてランチ後、いよいよバスティ。浣腸なのだが、終わってみると他のパンチャカルマに比べて、楽!「浣腸」というワードがドキドキするだけだった。
この日に、帰国後の薬やら、ハーブティーなどをホテルで購入した。また、18時からは音楽セラピーがあった。その後、音楽セラピーで一緒だった人とディナーを食べた。
14日目(最終日)
8時45分に診察。最終日には、コンサルティングレポートという、体質にあった食べ物の一覧や、おすすめの家でもできる施術などを教えてもらう。
トリートメントはアビヤンガ(オイルマッサージ)とウッツァーダナ(ハーブのパック)。そして、ランチ後にバスティ。今日出国するってのに、バスティ笑。最終日までガッツリとトリートメントだった。これもホテルの立地が空港から近いからできるのだろう。
バスティ後、一時間ほどのんびりした。その後、ドクターを捕まえて、コンサルティングレポートの内容を詳しく質問したりした。
15時半ごろにホテルの車で、空港へ向かう。19時15分発の飛行機には十分間に合った。空港で、カシューナッツなどお土産などを買ったりした。空港内は高いので、先に街で買っておいたほうが良さそう。
日本時間7時半ごろに到着。その日は溜まっていた連絡を返したり、ブログを書いたりしてから、ゆっくりと過ごした。
のんびりとした二週間
スリランカ旅行の滞在中は、ほとんどホテルにいたので、トリートメント以外の時間は本当にのんびり過ごしていた。インターネットも遮断していたので、本を読んだり、瞑想したりする日々だった。
アーユルヴェーダのスケジュールは以上に述べた感じなので、行く人は是非参考にして欲しい。Kindleやじっくり読める本は必須だ。
ジェットウィング・アーユルヴェーダ・パビリオンズであれば、ジェットウィング系列のプールやジムに行ったり、近くの街まで買い物に出かけるとかもあり!
ちなみに、トリートメント後にキャンディまで観光してきた!という猛者がいたが、帰宅時間が22時半ぐらいになってしまったみたいで、ディナーが食べられなかったとのこと。キャンディは確かにニゴンボから近いが、さすがに一日はキャンディで泊まったほうがいいよ〜とのこと。
観光とアーユルヴェーダ体験は、分けて日程を組んだほうがよい!アーユルヴェーダ体験は長く入ればいるほど、いろいろな施術を受けられるので、アーユルヴェーダに特化するのが、僕はおすすめです。