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スマホを使って、パソコンに音声入力って便利なの?音声入力に再チャレンジしてみた!

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 勝間和代がはてなブログを始めていた。仕事場の写真を上げている。面白いのはiPadで音声入力しているところだ。スマホを、音声入力端末として使うことは考えたことはなかった。おもしろそうなので、実験してみる。

iPhoneからの入力は不便

 まずは、手持ちのiPhoneでRemote Mouseを実験してみたが、音声入力がめんどくさい。なぜなら音声入力してからタップしないとMacへ送信されないからだ。スムーズな音声入力ができない。勝間和代は、毎回入力するごとにタップしているのだろうか。そのめんどくささを上回るほど音声入力は便利ということであろうか(環境が違うのでもしかしたらスムーズに入力できてるかもしれない)。

Remote Mouse

Remote Mouse

  • Yao Ruan
  • ユーティリティ
  • 無料

 (追記:ご本人からリプライをいただいた。あまり苦に感じてないそうだ。あとで紹介するが、Googleの音声入力は句読点は入らない。ただ、Swype Keyboardを使えば、問題はない。)

 また、趣味の音声入力を使うのであればMacの音声入力と精度はほぼ同等だ。勝間和代はパソコンはWindowsを使っているようである。それであればiPhoneの音声認識は便利かもしれない。しかし僕はMacを使っているので、iPhoneの音声入力に頼る必要はない(ただし、Macの場合、音声入力しながら音楽を聴くことはできないし、ちょっと大きな声で話さないと認識してくれないのは問題だ)。

 MacやiPhoneの音声認識の問題は、認識の精度が悪いことだ(あとちょっと時間かかる)。文章を入力しようとすると、そこそこ間違える。結局修正の手間が増えるので、キーボードで入力したほうが早いように感じる。確かに勝間和代が言うように、アナウンサーのような話し方をすると正確に入力してくれる。人間側が最適化してあげれば、確かに音声入力は便利かもしれない

やっぱりGoogleさん?

 さて、ふと「AndroidならGoogleの音声認識が使えるのではないか」と気づいた。Remote MouseはAndroid版もあるので、これならもしかしたら便利かもしれない。やっぱりGoogleの音声認識のほうが精度は高いからである。そして、実際に試してみたらGoogleの音声認識の方が高かった。

 そしてさらに嬉しいことがある。AndroidのRemote Mouseは音声入力すると瞬時にMacへ入力してくれる。 iPhoneだと音声入力しようとするとタップしないと文字の送信ができない。それがとても不便だった。この問題が解決している分、Androidのほうが使いやすい。

 ただ、問題もある。どちらの音声入力にも言えることだが、入力の時間に制限があることだ。また、音声入力が終了したことがわからないことも問題である。音声入力の時間はまちまちで、いつ終了するのかが分からない(iPhoneは40秒のようだ。Macの場合はアプリケーションを切り替えるまで無制限)。終わったらポンと音を鳴らしてくれればいいのに。

入力時間が無制限に惚れた

 さて、そこで登場するのがSwype Keyboard(Androidアプリ)だ。設定を変えると音声の入力時間は無制限になる(設定はこちらのブログを参照。Swype Keyboardアプリの設定の「音声入力終了を察知」のチェックを外すだけだ)。

Swype Keyboard

Swype Keyboard

 また、良いところは句読点が入力できるところである(Googleの音声入力では句読点ができない)。ただ、音声認識はGoogleの音声入力のほうが精度が良い(しかしiPhoneよりも音声入力の精度が良いように感じる。頑張れApple)。どちらのメリットをとるかの、判断は難しいが、入力時間が無制限になる利点は素晴らしい。音声入力していたのに入力できていなかったということがなくなるからだ。いつでも音声入力できるという安心感は凄い(たまにネットワークエラーになることがあるが、ごく稀にである)。

Androidはカスタマイズが自由

 ほかの音声認識アプリも探してみた。Androidは音声入力アプリも自由に作れるのが良い(iPhoneはキーボードのカスタマイズできるものの、音声入力部分は自由に作ることができない。Googleのキーボードのように一度アプリに遷移しなければダメだ)。

 さて、有名なのはSimejiだろう。Simejiなら句読点も自動的に入力される(「まる」や「てん」と言わなくてすむのだ!)。しかし、音声の入力はリアルタイムではないようだ。入力が終わらないと、変換されない仕組みになっている。句読点を入れるために、文章になってからもう一度変換をかけるためだろう。

 ぼくはたまたまAndroid端末をもっていたのはラッキーだった。確かに音声入力は早し、Swype Keyboardなら音声入力の問題点を解決してるように思える。しばらく音声入力を試してみようと思う(実は、一度音声入力でブログを書こうとしていたが、不便すぎて断念していた)。

 Android端末を持ってない人はFireタブレットを買うのが良いと思う。まだ手の届く範囲でAndroid端末を手に入れることができる。プライム会員であれば4千円引きが適用されて5千円ほどで手に入れることができる。おすすめだ。Android端末を持ってない人にまでお勧めするぐらい、この音声入力は便利そうだ(まだ使いたてなので、強くお勧めするわけではないが)。

Fire 7 タブレット (Newモデル)  8GB、ブラック

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練習してみよう

 このブログは音声入力で書いてみた。確かに入力は凄く早く、慣れると大量の文章を一気に書き上げることができそうである。スマホを入力端末として使うという発想はなかったので、面白いなと思った。この方法を使えば、色々な音声入力を試すことができる。自分の好みにあった音声入力アプリを、探してみるのも面白いかもしれない。他にオススメのアプリがあれば教えてほしい。

話すだけで書ける究極の文章法 人工知能が助けてくれる

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