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【持ち物編】10日間のヴィパッサナー瞑想合宿(リトリート)@千葉に行ってきたのだ!

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 今回は、持ち物について紹介したい。ヴィパッサナー瞑想合宿のコースは謎に包まれているので、何を持っていったらいいのかもざっくりとしかわからない。できるだけ丁寧に紹介したいと思う。

10日分の衣類とは

 まず、服であるが、洗濯することができるので、それほど多く持っていく必要はない。休み時間は十分にあり、洗濯することができる。実際に洗濯している人がほとんどだった。Tシャツを数枚持っていけば問題ない。3〜4枚ぐらいで十分だと思う。ピッチリしたものではなくゆとりのあるTシャツのほうが良い。ズボンはタイパンツにした。股が全開なので、座りやすくオススメである。ジャージの人も多かったように思う。

(OKIのタイパンツは履き心地最高。気に入って普段履きしている。洗濯時に色落ちがするので、洗濯は気をつけよう。)

山の気候はあなどることなかれ

 僕が参加した時期は9月で、朝と晩はちょっと寒かった。上着は一枚パーカーなどを持っていったほうが良い(瞑想ホールで寒ければ、毛布を借りることもできる)。寒い時期はちゃんと防寒具を持っていこう。朝夜は予想以上に冷えると思う。ただ、動くと音がする服は瞑想ホールでは利用できない。他の人の瞑想の邪魔になるためだ。シャカシャカと音がなるナイロンっぽい服はやめておこう。あと男性は短パンの人もいたが、ヒザ下まで丈がないと着替えが必須である。また女性も胸元が開いていないのような条件がある。気をつけよう。

(寒いのでフリースとかパーカーなどを持っていくと良いと思う)

瞑想中の思わぬ汗

 ちなみに、瞑想中はおもったより汗をかく。座ってるだけと思うことなかれ。空調はちゃんと調整されているのであるが、それでも汗をかく。これは人によるかも知れないが、普段汗を書きやすい人は、Tシャツとパンツは考慮に入れて持っていったほうがいい。洗濯はできるのである程度数があれば問題はない。

施設は親切である

 施設編でも紹介したが、洗濯用のココナッツ洗剤は備え付けられていたり、ハンドソープとかもあるので、気にならなければ持っていく必要はない。シャンプーも備え付けがあった。また、歯磨き粉の代わりに塩が置いてあった(他にも常時置かれてそうな歯磨き粉があったように思う)。コップなども置いてあるので、それほど心配する必要はない。一回ごとの洗剤を持ってきている人もいたが、手洗いで手が荒れると思うので、ココナッツ洗剤のほうが良いと思う。

拭おう

 タオル類は必須だ。風呂用のタオルとハンドタオルがあれば十分だろう。数も多くはいらない。すぐに洗濯して干しておけば良い。ティッシュなどは備え付けのものがあるので。ポケットティッシュなどはあまり気にする必要はない。気温差が激しいので、鼻水はよく出た。

寝る

 寝具は適当で良い。朝晩は冷えるので、すこし温かいもののほうが良いかもしれない。僕はタイパンツを二枚持っていっており、一枚を寝具用として使っていた(途中で洗濯したりして、使いまわしていた)。上は同じブランドのシャツを持っていっていた。着心地も良いし、寝具としてだけではなく、普段使いも出来るものだ。寝具を特別持っていく必要はないと思うが、寝やすい格好の方が良い。

(OKIのシャツを寝間着にしていた。なんでも良い)

持ち歩く

 シャワーを浴びたり、洗濯をするのに手提げの小さなバックはあったほうがいい。トートバックで十分だろう。歯ブラシやタオルや着替え、保湿クリームなどをいれて持ち歩く。

照らす光

 施設は夜はほとんど明かりのない状態になる。また宿舎も他の人に迷惑がかからないように、夜は電気は付けられない。夜中にトイレに行きたいときなどがあるので、懐中電灯は持っていったほうが良いだろう。なくてもなんとかなるが、道にカエルがいたり蛇がいたりするので、照らしながら歩くほうが安全である。懐中電灯は大きめのを持ってきている人も多かったが、ポケットに入らず大変そうであった。できるだけ小型のものを持っていこう。ポケットに入れていても気にならないものが良い。電池は新品であれば十分に10日間持った。心配であれば1本ぐらい予備を持っていこう。電池が少なくて動く懐中電灯がオススメである。

(これぐらい小さい方がいい。電池一本で使えて、持ち運びやすい物がオススメ)

脱ぎ履き

 施設編でも紹介したとおり、施設はそれぞれ離れている。宿舎や瞑想ホール、キッチンでは靴を脱ぐ必要がある。そのため、サンダルなどの脱ぎ履きがしやすい履物が良い。ただ、サンダルは足の全体を覆ったクロックスのようなものがオススメだ。基本的に歩くところは、砂利がひいてあり問題はないのだが、すこし道をそれると草むらになる(歩く道は人一人分なので、すれ違うときは草の中を少し通る)。それが足にあたり、痒くなってしまうこともあるそうだ。また、夜は暗く、デザインが簡単なものだと人のサンダルと間違えてしまうこともある。ただ、クロックスの人も多かったので、色が人と被らず、わかりやすいものにしたほうが良いだろう。さまざまなデザインのクロックスが売っているので、お気に入りのものを見つけると良い。

(僕は普通のデザインのクロックスだった。かぶってなくてよかった)

(カカトが開いているスポーツサンダルもオススメ)

そしてぬかるみ

   また長靴も施設編で紹介したとおり、太ももを覆うような長靴はオススメしない。脱ぎ履きに時間がかかってしまうからだ。25人ほどの人が同じところに同じ時間集まるので、脱ぎ履きに時間がかかるような履物は避けた方が良い。スネぐらいの高さの長靴を持っていくようにしよう。また施設で借りることができる長靴は、それぐらいの高さの長靴だ。僕は登山用のものを持っていってたのだが、脱ぎ履きに時間がかかるため、施設のものを借りることにした。普段使いの長靴を持っていこう。

(本気の長靴を持っていったが失敗だった。脱ぎ履きが難しい)

(これぐらいの高さの長靴が良い。クロックスって長靴も出してるんだ)

雨は降る

 傘も持っていったほうが良い。折りたたみ傘を持っていったら十分であろう。これも人と被ると間違えられるので、やや注意ではある。ただ傘も施設に予備が置いてあるので、借りることができるので、それほど心配しなくても良い。これも数に限りがあるので、注意が必要だ。雨が振りそうなときには傘は持ち歩いたほうが無難だ。また僕が参加したときはちょうど台風が来ていた。このようなときには大きめの傘のほうが便利だった。このあたりは時期を見極めて持っていって欲しい。僕はビニール傘と折りたたみ傘をどちらも持っていった。山の天候は変わりやすいし、雨が振りそうなときはバックに折りたたみ傘を忍ばせておいた。特にトイレには予備の傘は置いてないので、トイレ・シャワーに持っていくカバンの中には折りたたみ傘をいれておいた。余談だが、雨が降っていても傘をさしてない人も多かった。アウトドア生活になれている人が多かったのだろうか。

無意識の音

 宿舎は隣の人が近い。いびきが気になって眠れない可能性もある。案外いびきをするひとは多いので、耳栓は持っていったほうがいいだろう(もちろん自分もしている可能性もある)。強いいびきをすることをわかっている人は、いびきを防止するグッツを使ったほうが周りの人に迷惑はかからない。また、電気が消えるタイミングがまちまちであるため、自分が寝たい時に暗くしたい場合はアイマスクを持っていくことをおすすめする。僕は持っていかなかったので、タオルで代用していたが、アイマスクはあったほうが良かった。それほど荷物としてかさばらないので、費用対効果は良いと思う。

PROTAGE 天使のシルクアイマスク

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時間という概念

 目覚まし時計であるが、必須ではない。朝の起床時間には経験のある参加者がボランティアで鐘を鳴らしてくれる(経験のある参加者で先に起きる必要がある人は、持っていく必要がある)。鐘はそれほど大きな音はしないので、自分の近くで音がならないと目覚められない人は目覚まし時計を使うのが良いだろう。しかし、宿舎では大きい音がなる目覚ましは、使うのにためらいがある。できるだけ小さい音が出る目覚まし時計が良いだろう。腕時計に目覚まし機能があるなら、それでよい。目覚まし時計を持ってない人は、目覚まし時計機能付きの腕時計を購入することをおすすめする。ちなみに、僕は腕時計を持っていかなかったのだが、ちょっと不便であった。時計はそこらじゅうにあるわけではないので、時間感覚がわからない。幸いにも小さい目覚まし時計を持っていっていたので、それをポケットにいれて持ち歩いていた。また瞑想ホールの時計もやや見えにくいので、瞑想ホールには時計を持っていったほうがいい。ただ、集合時間などには10分前に鐘を鳴らしてくれるので、それほど神経質になる必要はない。

(アラーム付きのものを選ぶと良い)

水を携帯する

 保温ボトルかペットボトルは持っていったほうがいい。お茶やコーヒーなどの飲み物はキッチンにしかなく、キッチンには食事の時以外は入ることができないからだ。トイレの施設には水とお湯が置かれるが、宿泊施設にはない。夜目覚めて水を飲みたいときのために、すくなくともペットボトルを持っていくことをおすすめする。

われわれを喰らうもの

 虫除けスプレーとかゆみ止めは使わなかった。スプレー類は利用を禁止されていたので、虫よけは液体タイプのものを持っていくと良いだろう。今回は9月下旬だったこともあり、蚊はいなかったのが幸いだった。時期によっては持っていったほうが良いと思うので、忘れないようにしよう。

アウトドア

 日焼け止め、もしくは日傘は女性は持っていったほうが良い。山の中なので、日差しが強い。また休み時間中やることがなく、寝るか散歩ぐらいしかできないので、外に出て散歩したくもなるだろう。それほど外に出ている時間は長くはないが、持っていったほうが賢明である。女性はほかにも基礎化粧品系は持っていったほうが良いだろう(忘れないとは思うが)。保湿クリームとかそういった類の物である。ただ匂いが強いものは利用が不可だ。他の人の迷惑にならない程度のものを利用しよう。

サンホワイトP?1[化粧油] 50g 2本パック

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伸びるものは伸びる

 爪切りは持っていったほうが良かった。10日ぐらい大丈夫だろうと思っていたが、予想以上に伸びてしまって気になった(爪を切っていかなかったのが問題かもしれない。意識して切っていけばよかった。自分の爪の伸びるスピードを観察してみよう)。これも借りれたかもしれないが、爪切りのために話しかけるのもはばかられたので、あきらめた(ボランティアの人には少しぐらいは話しかけても大丈夫だ)。また、髭が伸びて気になる人はひげそりを(僕は、10日ぐらいじゃ伸びない)。

瞑想中は快適に

 帰ってきてから持っていったほうが良かったと思ったのは、座布だった。施設編でも書いたように、瞑想ホールの中には座布団があり、クッションを利用して座布のように座りやすくできるのだが、硬さが足りない。家で座布を使った瞑想をして、座りやすさに驚いた。持ち運びがしやすい座布があればいいのだが、あまり見当たらない。少し大きいのだが、これは我慢して持っていったほうが良いと思う(普段から瞑想していない人は、この限りではない)。

(これを持っていきたい。少し荷物になる)

(空気を入れて膨らむやつでも良さそう。ただし事前に音がうるさくないかを確認しておいたほうがいい)

施設に親切に

 シーツだが、持っていったほうが施設のボランティアの人の手間を省くことができる。持っていかなくても、クリーニング代の500円で貸出はしてくれるのだが、数に限りがあるかもしれないし、またその後の手間も増えてしまう。できるだけ、持っていったほうが運営してくれている人の手間は省けるだろう。

旅のために

 バックについては、30Lほどのバックパックがあれば十分であろうと思う(座布は別途持っていく必要がある)。僕は、22Lのバックパックだった(本当は30Lを買ったつもりだったのだが間違えた)。僕の場合は22Lでは入り切らなかったので、シーツとクロックスは別の袋に入れて持っていった。荷物はベッドの下に置くことが出来るので、それほど気にする必要はない。キャリーバッグでも問題なさそうだった(実際にキャリーバッグの人も多かった)。

(僕が間違って買ったのは、こちら。でも満足している)

(こちらのほうが容量は多い。30Lぐらいあったほうが余裕がある)

親切心を持って

 基本的には、必要な持ち物を忘れても貸してもらうことができる。懐中電灯やサンダル、目覚まし時計、長靴、シーツに関しては、初日の受付の時に貸出が必要かを聞かれる。ただ、どれも数には限りがあると思っておいた方が良い。またシーツに関しては、先程も書いたとおりクリーニングをしてもらう手間が残るので、持っていったほうが親切ではあるだろう。最初の案内には持ち物がたくさん書いてあり、ちょっとビックリするが、持っていくのを忘れても貸してもらえるし、困ることはないだろうと思う。それほど気にせず、参加すれば大丈夫だ。