久しぶりに日経サイエンスを買いまして、「脳科学のダイナミズム」が面白かったのでかいつまんで紹介したいと思います
脳はわからないことが多いので、どんどん解明されていくが楽しみです
脳科学のダイナミズム 睡眠 学習 空間認識 医薬 (別冊日経サイエンス)
- 作者: 日経サイエンス編集部
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2017/02/22
- メディア: 大型本
- この商品を含むブログを見る
アクションゲームで頭が良くなる?
「ゲームをすると馬鹿になる!」なんて言われて育ってきた人も多いと思います。「遊んでないで勉強しなさい!」
しかし、シューティングゲームなどのアクションゲームをすると認知能力が向上することがわかったんですよね!うれしいですね!認知症の予防にも効果があるみたいです。
子供が攻撃性が高いゲームをおこなうと影響されてしまうので、マリオみたいなかわいらしいゲームをやると良いんじゃないでしょうか
スプラトゥーンもそれほど暴力的な描写はないので、良いです。認知能力高めるためにスプラトゥーンやるぞ!笑
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2015/05/28
- メディア: Video Game
- この商品を含むブログ (68件) を見る
脳に電気刺激で炎症による病気を治す?
脳と体の他の器官を結ぶ神経が、免疫の制御をしていることがわかったんですよね。するとこの神経を電気刺激で制御すると、免疫が制御できちゃうわです。
過剰な免疫は炎症と呼びます。「かぜの科学」でも紹介しましたね。これが様々な病気の元になっていることが知られています。
アルツハイマーや糖尿病やがんなども炎症による病気なので、これらが治療できてしまうかも?という夢のような技術です。
日常的には、炎症は食事などで抑制するのがベストです。しかし病気が深刻になった時に、脳への電気刺激だけで病気を治療できるのは薬よりも副作用が小さいかもしれませんね。
脳を刺激することでうつ病が治る?
脳の奥深くのポイントを刺激するとうつ病が治るのでは?と言われています。刺激するポイントは前頭前野といわれる意思決定を司る脳部位の付近です。
うつ病の治療は運動がベストですが、重度なうつ病に関してはこういう手法もありですね。
こちらも副作用が気になります。そういえば感情をコントロールするThyncというデバイスとかもありましたね。どうなんでしょうね。
感情をコントロールするウェアラブルデバイス「Thync」 気分転換に役立つヘッドセット [並行輸入品]
- 出版社/メーカー: Thync
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
株式のモデルで脳を記述する
脳のニューロンは1000億個と言われており、どのように動いているのか?をシュミレーションするのはとても難しいです。
最近ではディープニューラルネットワーク(深層学習)と言って、脳のモデルから着想を得た機械学習の手法が用いられてますが、それでも1000個ぐらいです。最近のコンピュータの進化によってやっと計算ができるようになってきたレベルなんですよね。
なので、1000億のニューロンを計算しようと思うととてつもない計算量が必要なわけです。
そこで、ある程度予想を立てながら大域的にシュミレーションをしたりするのですが、株式のモデルで上手く説明できるんじゃないか?と研究がされてるんですよね。
おもしろいですね!脳の理論的な解明はまだまだブロックボックスなので、今後に期待!
脳は面白い!
脳科学はまだまだわからないことがあり、とてもおもしろい分野です!もっといろんなことがわかってくると、頭を良くできたりするかもしれませんね。
今のところ、スプラトゥーンをすると認知能力が上がるので、僕はスプラトゥーンをすることにします笑
Switchのスプラトゥーン2も夏に出るみたいで楽しみで仕方ありません
Nintendo Switch Joy-Con (L) / (R) グレー
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2017/03/03
- メディア: Video Game
- この商品を含むブログ (18件) を見る