現金の価値は下がっています。一年前まで、現金が大好きだった@kasajeiです。典型的な日本人的な思考でして、貯金大好きだったんですよね。「銀行に預けておくと安心!投資などの資産運用は怖い!」と思ってました。
しかし将来のための資金運用として、貯金は正しいのでしょうか? 「減らないから安心!」と考えていましたが、本当でしょうか?
実は、貯金は将来の資産としてはリスクがあります。やはり投資が必要です。
詳しく見ていきましょう
将来のために、安心な資産運用がしたい
将来のために、安心な資産運用をしたいですよね。年金も受け取れるか心配なので、自分で対策を打っておきたいですよね。
また、頑張って働いて稼いだお金ですから、損もしたくありません。賢い投資が出来るのが一番です。
それによって、お金の心配をすることのない将来設計をしたいですよね
投資って何だか怪しいから貯金する
「株で大損した」「不動産投資に失敗した」なんて話を聞いたり、「投資信託はいかがですか?」「マンションオーナーになりませんか?」と怪しい電話がかかってきたりします。
そんな話を聞いていると「投資って何だか怪しい」と考えてしまうようになります。そして「やっぱり安心の貯金が一番だよね!」と考えてしまいます。
しかし、貯金は将来設計として正しいのでしょうか?
貯金は必ずしも安心ではないし、お得でもない
「貯金=安心」という方程式は誰に習ったのでしょうか? 本当に貯金って安心でお得なのでしょうか?
1000万までしか安全じゃない
まず銀行にお金を預けておいて安心か?という問題があります。実は銀行が潰れると1000万までしか貯金を保証をしてくれません。預けていたお金は、全額は戻ってこないのです。
銀行が潰れることはほとんどないですが、リーマンショックなどではなにが起こるかわかりません。その時に、1000万までしか保証されないのは、少し心もとないですね。
僕はそんな高額な現金は持ってないので関係ないですが、将来のことを考えるとゾッとする話です。
高金利ではないからお得でもない
僕は今29歳です。生まれたときの銀行の金利って6%あったのです。銀行に定期で預けておけば年利で6%増えていくわけですから、10年も経てば約1.8倍になってたわけです。貯金をしておけば、無リスクでガンガンお金が増える時代があったのです。
しかし、今の金利は高くても0.05%ぐらいです。金利は100分の1以下になってしまいました。こんな低金利時代に定期預金のお得感はありません。
現金の価値は下がるもの
ここで驚きの事実をお伝えしますと、貯金している現金の価値はジワジワと下がってます。物価はジワジワ上がっていってるので、現金の価値って相対的に下がっていくのです。
実際にドルの価値は40年ほどで27%下がってるのです。
(敗者のゲームより)
日本でも物価の上昇(インフレ)は起こっているので、現金の価値は下がっています。
アベノミクスはインフレ2%が目標
アベノミクスの目標を思い出してください。インフレ率をドーンと2%上昇です!
インフレすると世の中は豊かになるので、経済的には良い効果があります。給与も上る可能性が高いです。しかし、貯金に対しては「現金の価値を2%下げるぞ!」って言われてるので「やべー!!」なのです。
なので政府もNISAやiDeCoのような投資の制度を整備しているのです。
それでも銀行にお金を預けますか?
貯金は安全ではなく、インフレにより価値が下がってる事実を見てきました。なのでちゃんとお金についての知識を手に入れて、将来設計をしないといけません。
そして、賢く投資をする必要があります。そうすることで、お金の心配をすることのない将来設計をしていきましょう。
まずは「貯金も安心ではない!」と覚えていただければと思います。これから投資の話もブログに書いていくので、読者登録やtwitterでフォローなどしていただけると嬉しいです!
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