安全に楽に投資したい。いろんな投資信託がありますが、どれを選んだら良いのでしょうか?
プロでも長期的には、インデックスに勝つことは難しい。なのでインデックスファンドに投資することを考えましょう。「投資のプロって儲かってるんじゃないの?」っと思っていたところをデータを元に覆してくれた本が「敗者のゲーム」です。
- 作者: チャールズ・エリス,鹿毛雄二
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2015/01/24
- メディア: 単行本
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平均に回帰する
統計データ分析では「平均への回帰」という考え方が確立している。これは平均より大きく離れた値が出ても、やがてはまた平均値が多く出るように戻る現象をいい、投資にも当てはまる
株式投資をする理由は、「平均への回帰」です。株式投資の平均リターンはインフレ調整後で約7%です。1年単位で見るとすごく上下しますが、長期で見ると平均値に落ち着いていきます。
(敗者のゲームより)
銘柄を選んではダメ。プロもアクティブファンドもダメ。
ではどのような株式投資をすると良いのでしょうか?
短期的にはマーケットに「勝つ」ことのできる投資信託はあっても、長期にわたって市場平均以上の成績を出せる投資信託はきわめて限られる
プロでも市場には長期では勝てません。素人が銘柄を選んで投資をするのも、極めて危険であることがわかります。
アクティブファンドは投資信託報酬が高いことが多いので、長期で勝つ可能性が低いのならば、投資する必要はありませんね。
効率的な投資方法はインデックスファンドへの投資
効率的な行動とは適切な方法を見出すことであり、一方、効率的な行動とは適切な行動を取ることである。結局のところ、運用機関が市場に勝てないのであれば、市場を忠実に反映する、つまり市場に負けないインデックス・ファンドへの投資を考えてみるべきだ
効率的な投資とはどのようなものでしょうか?それは適切な投資方法を見出し、適切な投資をすることです。
プロのアクティブファンドでも、市場に勝つことが難しい。なので、我々みたいな素人が投資するのは市場に負けることのないインデックスファンドを選ぶのが「適切」なのです。
安全に楽に投資したい
安全に楽に投資したい。やはり「投資初心者にオススメはインデックス投資」です。
僕もインデックスファンドを買いはじめて間もないですが、運用が楽で助かってます。株式市場という大きな船に乗っているという安心感もあります。
敗者のゲームはデータを元に、インデックスファンドのススメを書いてある本です。最初に読んだときは「つまらない投資だな」と思ったのですが、最近は「適切な投資である」という実感があります。
ぜひ読んでみてください。
- 作者: チャールズ・エリス,鹿毛雄二
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2015/01/24
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