睡眠不足で頭が回らない。睡眠不足による不調を認識できている人は、まだ幸せだ。不調が普通になり、気づかなくなってからでは遅い。睡眠は、見落とされがちだが重要な生活の一部だ。そして、睡眠を十分に取ることは、社会人として必須のスキルだ。
どれほど睡眠が大切であるかを知るために「SLEEP」を読んだので紹介したい。
- 作者: ショーン・スティーブンソン,花塚恵
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2017/02/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (1件) を見る
遺伝子は睡眠によって変わる?
後天的に遺伝子の発現に変異が生じるという仕組みは、確実に体内時計によって制御されている
遺伝子の発現も睡眠によって左右される。最近では、エピジェネティクスという遺伝子はOn/Offできるという考え方が重要視されている[1]。遺伝子は意識的に変えることが出来るのだ。それには睡眠が重要な役割を果たしている。
睡眠が身体を決める
私達の体に「現れるもの」の質を決めるのは睡眠だ
体重であれ、肌質であれ、私達の体に現れるものの質を決めるのは睡眠なのだ。睡眠が不足すると太ることは、研究によって明らかにされている。よく寝ることが一番のダイエットかも知れない[2]。
不足するとバカになる
睡眠不足になると、前頭葉と前頭前皮質のグルコースは実質12〜14パーセント失われる
睡眠が不足するとバカになる。それは脳のエネルギー量が減るからだ。テストの結果にも影響が出る[3]。6時間以上は確実に睡眠を取りたい。
ミスが増える
睡眠不足の医師は、十分な睡眠を取った医師に比べて業務を完了させるのに14パーセント長くかかり、ミスをする確率は20パーセント以上高かった
健康管理のプロである医者ですら、睡眠不足がミスにつながる。手術するときは十分に睡眠を取っている医者に診てもらいたいものだ。
睡眠不足はダメ!
睡眠が与える影響は大きい。不足すると、体重も増えれば、ミスも増える。悪いことしかないのだ。睡眠は十分にとれるような生活を心がけたい。睡眠を削ってでも仕事をすることは、効率が落ちることを肝に免じておこう。
- 作者: ショーン・スティーブンソン,花塚恵
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2017/02/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (1件) を見る
おまけ
早起きするには技術が必要だ。
5時間で快眠するには質が大切
brain.fmで睡眠の質を上げよう
会社に睡眠向上プログラムを導入するのもいいだろう
夢を見れるようになると、問題解決能力が向上するぞ!明晰夢を見る練習をしよう