「睡眠の質を上げるために、カフェインレス生活をやってみるよ」という記事を書いて、約1週間が経ったので効果報告したい。「朝起きるの辛いな」「なんだかいつもぐったりしている」のような人は是非参考にしてみてほしい。特に、内向的な人には効果がある可能性が高い。
朝の疲れがなくなった
本当に元気になってしまったのでびっくりしている。特に、朝起きた時のグッタリした感じが軽減している。そのことによって朝起きるのが楽になった。これはとても嬉しい。
まだまだ、朝のすっきり感には改善の余地はあるが、かなりの効果を体感している。本当にびっくりするほどに。
睡眠の質がよくなった
朝の疲れがなくなっただけではなく、睡眠の質そのものが向上しているように感じる。実際に「Fitbit HR 2」で測っていても、入眠してからの深い眠りがしっかりと続くようになった。これが、ぐっすりと眠るということか。
睡眠は最初の90分が重要だと言われている。ここでどれだけ質の高い睡眠を手に入れられるかが、体力回復と精神回復の鍵だ。睡眠の質が上がったのは、カフェインが脳に残ってないことにより、しっかりと眠ることができ、最初の90分を有効に使えているためであろう。
眠くなるの早くなった
問題は、夜の睡魔が凄いことだ。とってもねむたくなる。アデノシンレセプターに、カフェインがくっついていないので、脳がアデノシンを放出すると、眠くなってしまうのだ(しかしこれは、とても普通のことだ。今までが異常だったのだ)。
これは、今まで散々カフェインを摂取してきて、アデノシンレセプターを過剰に増やしてしまったせいだろう。カフェインをやめて、アデノシンレセプターがこれほど多く必要なもないと少なくなっていってくれればうれしいなぁ。
どうしてもコーヒーを飲みたい人へ
まずは、カフェインレスコーヒーを試してみるのはいかがだろうか。おいしいカフェインレスコーヒーを探してみよう。
マウントハーゲン オーガニック フェアトレード カフェインレスインスタントコーヒー100g
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「いやダメだ、カフェインが入っているコーヒーじゃないとダメなんだ」という人は、カフェインの効果が持続する時間を念頭に置いておこう。
カフェインの効果は6〜8時間で切れると言われているが、実はこの時間は半減期なのだ。半減期とは、ちょうど効果が半分になると言う意味だ。
なので、カフェインの効果が完全に切れるのが16時間ぐらいだと思うと、カフェイン入りのコーヒーを飲めるのは朝の一杯だけだ。睡眠の質を上げたい人は、まずは昼に飲んでいるコーヒーを、朝だけに絞ってみて欲しい。
しかし、それでもどうしても睡眠の質が上がらないという人は、やはりカフェインが問題だ。アデノシンレセプターが増えすぎているのだ。1週間ほどカフェインレスを実験して見てほしい。
内向的かどうかを判断する
内向的な人は、カフェイン感受性が高く、コーヒーによって睡眠の質が悪化しやすい。「人と会うと元気をチャージできるか? パーティーが好きか?」という質問にYesの人は内向的ではない。カフェインを摂取しても問題ないかもしれない。
家で1人でいると元気をチャージできる人は内向的な人だ。睡眠の質を高めたければ、カフェインをやめた方がいいかもしれない。
自分がどっちかわからない人は「16Personalities性格診断テスト」をやってみよう。この結果の最初のアルファベット(建築家だと「INTJ」のI、討論者だと「ENTP」のE)が「I」の人は内向的な人だ。
ちなみに僕は、INTJの建築家だ。内向的なのだ。
カフェインは睡眠の質を悪くしている
これほどまでに、カフェインが睡眠の質を悪くしているとは思わなかった。寝る8時間前ぐらいであればコーヒーを飲んでも良いだろうと思っていた(そしてそのようにも、たくさんの書籍には書いてある)。
しかし、そんな甘い考えではダメだ。アデノシンレセプターが過剰になっているため、カフェインレスを試みるしかない。そして実践してみると、驚くほどの効果があった。
睡眠の質に困っている人は、ぜひ実践してみてほしい。1週間で効果が見えてくるので、それによって判断すればよい。僕はこのままカフェインレス生活を続けるつもりだ。