日常生活においても、人狼ゲームにおいても少数派の人は意見を言うことは難しいし、また説得し味方になってもらうことはさらに難しいだろう。これは、人間には多数派の意見に同調したいという心理行動があるからだ。同調したほうが、脳にとてはコスパがいいのだ。
しかし、人狼ゲームにおいては、少数派の意見であっても、村のために納得してもらわないと負けるケースがある。少数派になってしまった時点で、負けることが頭によぎってしまうが、諦めてはいけない。そこで、多数派の人達を説得するために気をつけるべきことを3つ「人狼ゲームで学ぶコミュニケーションの心理学」から紹介したい。
- 確信に満ちた態度で、一貫して主張を続けること
- 主張が論理的であること
- 利害関係がないこと
アルティメット人狼 を見ながら、この3つがいかに使われているのか観察するもの面白い。
人狼ゲームで学ぶコミュニケーションの心理学?嘘と説得、コミュニケーショントレーニング
- 作者: 丹野宏昭,児玉健
- 出版社/メーカー: 新曜社
- 発売日: 2015/07/31
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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自身を持ち、一貫性を保つ
まず、大切なのは自信を持って主張することだ。そして、その主張に一貫性がなくてはいけない。意見が、ブレブレだとなかなか少数派の意見は信じてもらえないのだ。自分の知っている情報を、堂々と自信をもって主張し続けよう。
論理的であれ
また、主張する時は論理的でなくてはいけない。少数派は、多数派を説得するために感情的になってはいけない。多数派に賛同している人は、感情ではなかなか動いてくれないのだ。少数派の論理も通ってるから可能性としてはありかも?と思ってもらえることが重要なのだ。
利害関係をつくらない
そして、利害関係を作ってはいけない。少数派の意見が、少数派に利益をもたらしすぎてもいけないし、多数派の損になりすぎてもいけない。少数派が意見する時は、中立の立場で、どちらの利害も考えながら発言すべきなのだ。そうじゃないと、自分が利益を得たいだけの傲慢な少数派として考えられてしまう。主張が論理的であっても、そのような人の味方にはなりたくない人は多いだろう。自分の利益や、相手の損を主張しすぎるのは良くない。
以上が、少数派が多数派を説得するために気をつけるべきことだ。自信を持って、論理的に話すことを特に注意しながら、自分の意見を言っていこう。人狼ゲームで、説得することが得意になれば、仕事や日常生活においても自分の意見が通りやすくなったり、褒められることも多くなるだろう。人狼ゲームは社会的スキルの訓練なのだ!
アルティメット人狼を見て人狼ゲームをはじめたけど、少数派になった時に勝てない!という人は、ぜひ参考にして欲しい。
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