「カフェインで脳が縮むかもね」という話を書いたが、じゃぁ緑茶はどうなのって話。緑茶は、日本が誇る健康飲料の一つだ。緑茶まで飲めなくなったら、食事中に飲むものなくなっちゃうじゃないのぉ〜ということで、調べてみた。
カフェインは入ってる
緑茶にはもちろんカフェインは入っている。だいたい3〜4杯でコーヒー1杯分だ。ということで、カフェイン入っちゃってます。残念!
脳細胞が増える?
じゃぁ飲めないじゃんと思いきや、緑茶がすごいのはここから。緑茶に含まれるEGCGというポリフェノールの一種が脳内のBDNFのレベルを高めて、神経発生を促す!
さらに、緑茶に含まれているテアニンのリアックス効果でカフェインを緩和してくれる。テアニンもBDNFを増やすことがわかっている。
つまり、脳細胞増えちゃう!緑茶すごいぞ!
ワーキングメモリーが向上する
さらに緑茶は、ワーキングメモリーを向上させることもわかっている[1]。ワーキングメモリーは人間が高度な思考や意思決定をするのに重要な機能だ。
ワーキングメモリーを鍛えるのは難しいと言われており、ましてや食事だけで向上するのは珍しい事例だ。
がん予防や免疫効果
ほかにも緑茶はすごい。健康になるための勘所をほぼ全て抑えている。
- がん予防
- 免疫向上
- 血糖値安定
- 抗酸化作用
- 抗炎症作用
- ダイエット効果
どうするの?緑茶飲むの?
ということで、緑茶は飲んだほうが良いぞ!って結論になりそうだが、これらの研究は短期的な研究が多い。一方で、カフェインによる脳細胞の減少は長期的なカフェインの摂取によるものだった。なので、どこから効果がひっくり返るかは分からないというのが現状。
ということで、積極的に緑茶を飲むことは勧められないが、少量ならいいんじゃないのという結論。カフェイン飲料をのむなら、緑茶ですね。他の飲料で、脳細胞が増えそうなのはないですし。ただ、ガブ飲みはやめましょう。
緑茶の健康効果だけが欲しい私は、カフェイン抜きのEGCGのサプリに頼ることにします。テアニンもサプリがありますが、まずは効果が高いEGCGからどうぞ。