「文章書くためには素材集めだ」という話を書いた。「10倍速く書ける超スピード文章術」という本を読んでから、僕は素材集めをするためにメモをたくさんとるようになった。
しかし、実際に文章書き始めようとするとさまざまな問題に直面する。素材が十分にあっても、筆が進まないことがあるからだ。
わからないことが出てくると筆が止まる
僕が一番筆が進まなくなってしまうのは、わからないことが出てきてしまったときだ。分からないところが気になってしまい、すぐにまた調査をし始めてしまう。それを繰り返していると、いつまでたっても文章が出来上がらない。
そこで筆者がオススメしているのは、一気に書ききるということだ。素材が充分に集まったと思った段階で、一気に書ききるのだ。そして、わからない所(素材が十分でないところ)には印をつけておき、後で調べて修正するという方法だ。
書いてる最中に、素材について調べたい数字が出てきてしまった、正確な名前を調べないといけなくなってしまった。あの時にも私は一切、筆を止めません。マークを現行の中に入れて、あとから調べることにして飛ばすとにかく最後まで書き進める。
こうすることで、文章を書く手が止まらず、最後まで書ききることができる。また文書の流れも、困ることがないので、良い文章が書けるということだ。
しゃべるように書く
その時にやることとして良い方法は、他人に喋るように書くということだ。しゃべるように書くことによって、自然な流れで書くこともできるし、わからないところも残しながら最後まで書ききることができる。
また想定される読者を1人決めてしゃべり始めるのも良い。そうすることで読者が想定されるし、専門用語をちゃんと説明したりすることも可能になるからだ。
形容詞を使わない?
他に面白かった書き方のコツとしては、形容詞を使わないということだ。形容詞を使わないことによって、素材を使わざるをえなくなる。
「形容詞を使わない」と決めた瞬間、必然的に素材に意識が向くようになります。形容詞の「中身」書かなくてはいけないからです。
素材を使うことによって、文章は解りやすくなる。事実が多く含まれ、読者が知りたい情報を得ることができるようになるからだ。
完璧主義をやめ、一気に書ききる
文章を書くときには素材集めがまず先決だ。そして素材集めが十分に終わったと思ったら、一気に文章を書き終えよう。その時には、人に話すように文章書くのがよい。できれば他人は1人の記者を想定して話してみよう。
また、できるだけたくさんの素材を使うことを意識するために、形容詞はできるだけ使わないようにしよう。そうすることによって読者にとって役立つ文章を書くことができる。
僕は、完璧主義を追い求めるあまり、なかなか文章最後まで書ききることができなかった。「10倍速く書ける超スピード文章術」を参考に、まずは書ききることを先に行おうと思った。わからないところは印をつけておき後から調べて対処法は役にたちそうだ。
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