PEAKを生きる

科学の力で、能力を最大化するブログ

健康になりたい人のための、外食ガイドライン

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 健康に気を使いすぎると、友達や会社の同僚から「あんた、何食べれるの?」と聞かれることが多くなった。「ご飯に行こう!」となっても、食べるものに気を使いすぎてめんどくさいやつがいるな、と思われていることは必至だ。なので、外食ではある程度ルールをゆるくしている。だって、小麦を完全に避けようと思ったら、醤油がNGになる可能性が高く、さすがに日本では難しい。知っている知識を総動員すると、外食で食べられるものがほとんどなくなってしまう。

 さて、そこで作ったのが外食ガイドラインだ。健康になりたいけど、自炊が厳しい人にも参考にして欲しい。また、僕とご飯に行くときも参考にして欲しい!ルールは3つだけなので、シンプルだ。これが守れていれば、最低限は大丈夫だ。

  • ファストフードはNG:添加物満点な食事はダメ。コンビニやスーパーの弁当もNG
  • 小麦が主食はNG:パスタ・ハンバーガー・うどんなど
  • 揚げ物はNG:からあげ・天ぷらなど。

 ルールはこれだけだ。簡単でしょう?これだけでも守っていれば、そこそこ健康になると思う。健康に気を使いたい人は、参考にして欲しい。あと、お酒を飲む人は飲み過ぎに注意!僕は飲んだら1〜2杯じゃ止まらないので、お酒を止めました。また飲み物は、糖分が大量に入っている白ワインやカクテル、ジュースは飲まないこと。最低限、これだけ気をつけていれば不健康にはなるまい。これを食べたら健康になる!という情報はたくさんあるけど、これを食べなかったら健康になる!という情報は少ないので、参考にしてもらえると。

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赤ワインの効果を安全に享受できるかも?赤ぶどう葉(レッドグレープリーフ)の効果とは

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 お酒をやめたぞ!と先日書いた。その中でも、デメリットとして気がかりだったのが、赤ワインの効果を享受できないことだ。赤ワインは腸内細菌を健康にして認知症の予防になったりする。健康本を読んでいても、赤ワインだけは推奨している本は多い。

 しかし、アルコールは摂取したくない。そんな人に、朗報だ!なんと、赤ブドウ葉(レッドグレープリーフ)が同じような効果があるんじゃないの?と話題だぶどうとワインの生物学(Grape and Wine Biotechnology)という本の6章「Vine Leaf」に詳しく書いてあった。

  • 赤ワインと同等の効果がマウス実験で確かめられている
  • ヒトを対象にした実験では、足のむくみに効果があることが確かめられている
  • ワインはアルコールが問題となる。グレープジュースは糖分が問題になる。しかし、赤ブドウ葉にはそのような問題はない。

 まだ実験としては、マウスでしかおこなわれてないのでハッキリと赤ワインと同等の効果がある!とは言えないが、期待はできそうだ。特に、足のむくみが気になってる人に関しては、ヒトでも効果があることがわかってる。赤ブドウ葉を成分としたアンチタックスという医薬品もある。

 ヒトで研究されてなかったり、あまりメジャーでない理由は農家が赤ブドウ葉を捨てることにあるだ。赤ブドウ葉をハーブティーとして飲むという習慣が、それほどないのだろう。効果があるのにもったいない。一方で、飲むときにはオーガニックだったりフレッシュな方が良いようだ。お茶大国の日本で、赤ブドウ葉も流行って、研究も進んで欲しい。ブドウ農家の方は検討して欲しい。

 赤ブドウ葉(レッドグレープリーフ)を購入するのも難しく、Amazonや楽天で検索してもあまり出てこない。オーガニックとなるとなおさら難しい。生活の木から、有機レッドグレープリーフが発売されているので、ちょっとお高いが試してみてみたい。

生活の木 有機レッドグレープリーフ 100g

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お酒を止めたぞ! 止めることになった経緯と禁酒2ヶ月間の結果

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 お酒を止めた。そして止めてから2ヶ月がたった。止める前まではお酒は好きで、クラフトビールやウィスキー、ブランデーを好んで飲んでいた。ウィスキーはアイラモルトが好きだったので、ハマっていたほうだと思う。

 さて、お酒はスパッと止めたわけではない。徐々に、徐々に品種や量を減らしていった。そして、最後には全部止めてしまった。その経緯を話したい。

ビールは天敵だった

 まず止めたのは、ビールだった。僕は、どうも小麦がダメみたいで、小麦を止めてからアレルギー性鼻炎の発症が減った。ビールは小麦が原料として入っているものが多い。ビールを飲むと、やはり鼻の調子がおかしい。お酒の中で、ビールは真っ先に止めた。

 同じ小麦が原料のお酒でも、ウィスキーは蒸留されているので、それほど小麦成分が残ってないみたいだ。飲んでみたところ、鼻への影響は少なかった。それでもお酒を飲むと、やや鼻は詰まっていた。

赤ワインは唯一の味方?

 次に、赤ワイン以外のお酒を止めた。やっぱりお酒は健康には悪影響だ!という研究がたくさん出てきたので止めた。それまで信じられていたお酒が健康に良いという研究は、統計処理のミスがあり正しく計算し直すと、優位な差は出なかったとなっている。

 しかし、赤ワインだけは別だった。むしろ逆に腸内細菌を元気にするという研究もあるぐらいだ。フレンチ・パラドックスといって、フランス人は他の国に比べて不健康な生活をしているにも関わらず、健康なのは、赤ワインを飲んでるからなんじゃないかという話もある。赤ワインに含まれているポリフェノールの、アンチエイジング効果は有名だ。

 赤ワインを日に1〜2杯ぐらいであれば、運動などの健康的な生活をしていれば悪影響は相殺され、良い効果を得られるんじゃないかというのが一般的な見解らしい。最近出版されている健康系の本にも、お酒は勧めてないが、赤ワインだけは1〜2杯勧めているものが多い。

アルコールが脳を縮める

 しかし、どうも最近はお酒は旗色が悪く、少しでも飲酒量が増えると脳が縮んでしまうという研究が発表された。海馬が縮んでしまうことがわかっており、脳力を最大化したい僕にとっては大打撃なのだ。

 とはいっても、この研究では赤ワインと他のお酒を分けては研究されていない。なので、赤ワインだけは依然としてポジティブな可能性がある。現状では、何とも言えない、というのが正直なところだ。

いっそのこと、辞めればいい

 さて、それでいて、なぜ僕がお酒を止めたのか。それは、瞑想合宿でのルールだ。瞑想実践編に書いたとおり、瞑想の実践には飲酒は禁止されている。このルールは帰宅後も守るべきだと言われているため、守ろうと決めたのだ。これが大きなきっかけとなった。

 他にも理由がある。それはワインを1〜2杯でやめようと思っていても、無理なのだ。飲むと、飲んでしまう。バカっぽい話だが、仕方がない。あと、ワインが置いてない店があったり、あったとしても安物のワインだと、飲むものがない。

 仕方なくハイボールなどを飲んでいたが、これでは全然ダメである(なにをやっているのだ!)。なので、いっそのこと全部止めたいとは思ってたので、ちょうどよかった(ワインでも鼻は詰まる)。

止めてみて、わかったこと

 さて、酒をやめて2ヶ月どうなったか。まずは、お腹の調子が良いように感じる。リーキーガットの原因の一つがお酒なんじゃないのとも言われているので、効果が出たということなんだろうか。最近はココアをがぶ飲みしているので、こちらも影響ももちろんあるだろう。

 僕のアレルギー感知器である鼻の調子はあまり悪くなることはない。また体は軽くなったように感じる。睡眠の質も上がってるように感じる。

 お酒を飲みたくなるか?と聞かれると、特に飲みたくはならない。味は好き(だと思ってた)だが、もう酔うのは嫌だという気持ちになっている。これは瞑想の効果かもしれない。あとは、飲んでたほうが〇〇できるみたいなことがあるかなぁとは思ってたけど、どうもなさそうだ。

 困ったことは、飲み会で、飲めるものが殆どないことだ。飲めるものがウーロン茶ぐらいしかない。ウーロン茶ですら、カフェインが入ってるので、あんまり飲みたくない。炭酸水が飲みたいのだが、メニューとして出しているところが、案外少ない。ノンアルコール頑張ってくれ!砂糖とカフェインが入ってないもので、美味しいものを頼む!!

 そして、お酒をオーダーしないと、やや微妙な雰囲気になるのだが、それは慣れた。ちなみに、みんなが酔いはじめると、それを見てるのは面白い。

HIITスイミングのススメ 〜高強度インターバルトレーニング【水泳版】って最強じゃない?

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 僕は「運動は水泳が最強」説を唱えている。僕は幼稚園の頃から水泳をやっていて、中学校では試合(市の大会レベルだけど)にも出ていたりする。なので、多少のバイアスはかかっているのは理解してもらいたが、それでも水泳は最強だ。

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プロテインが美味しくない問題を解決したぞ 〜 健康的に美味しく飲むプロテイン入門

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 プロテインって美味しくない。「えっ、そうなの?美味しいよ。私は、ココア味が好きよ」って言う人もいるだろう。市場に出回っている商品には、ちゃんと味がついてる商品とかもあって、企業の皆さんが頑張っているのだ。でもね、良からぬ化学調味料の甘味が使われていることが多く、健康になってるんだか、なってないんだが怪しい感じなわけ(全世界の果糖ぶどう糖液糖は滅びよ)。

味のしないプロテイン

 僕が飲んでるのは、ピュアなプロテインで、味がついてない。プロテインそのものの味がするのだ。どんな味かって言うと、スキムミルクの劣化版みたいな味だ。劣化版なので、決して美味しいものではない。「誰がピュアなプロテイン飲むんだよ」と思うぐらい、美味しくはない。それでも売ってるのは、ココア味・バニラ味・ストロベリー味などのバリエーションで満足しない人のためではない。やはり、健康に気を使うならば、純粋なプロテインを飲みたいという、健康志向の人のためだろう。

研究家からレシピを学ぶ

 たまたま会社の同僚に、プロテイン研究家みたいな人がいて、美味しいプロテインの飲み方を教えてもらったことがある。プロテインシェイカーに、ピュアなプロテインを入れ、エリスリトール(砂糖よりも危険度が低い甘味だ。ステビアでも良い)、ココア(抹茶粉末・ストロベリー粉末などをお好みで)を入れる。ここまでは普通なんだが、ここからがすごい。彼は、様々なプロテインを研究して、おいしいプロテインの共通点を探したのだ。すると、おいしいプロテインには塩という成分が入ってることに気づいたのだ! 実際に試してみるとわかるのだが、塩を入れたほうが甘味が増して、美味しい。スイカに塩をかけて食べるようなものだ。

糖質の必要性

 僕のプロテインの飲み方の研究はしばらくここで止まっていた。なんたって、塩という衝撃の一撃を食らったからだ。しかし、これがあまり続かない。「めっちゃ美味しい!」ってレベルには、まだ少し距離があった(やっぱりちょっと粉っぽい)。そして、僕のプロテインの美味しさへの探求は再スタートした。

 まず、大きなアップデートとしては、エクササイズ後には糖質も摂取したほうが良いということだ。糖質制限をして、ダイエットしている人に体調が崩しやすい人が多いのは、運動と糖質不足によって免疫が弱ってる可能性が高い。そのため、エクササイズ後には糖質の摂取が勧められている。バナナを食べるのが良いのだ。

バナナという発見

 そこで、思いついた。バナナジュースは美味しい。牛乳で作るバナナジュースが美味しいなら、プロテイン(スキムミルクみたいな味だ)で作るバナナジュースも、そこそこ美味しいのではないかと。これが、良い発想であった。

 ミキサーフラクトオリゴ糖をうっすらとひく。その上に、小さめのバナナを一本、一口大にして入れる。ちょっと水を入れる。それから必要なプロテインを入れる。さらに、水をいい感じに入れる。そして、ミキサーでバナナジュースにしてしまう。極めつけは、シナモンだ。これで、絶品プロテインの出来上がりだ。プロテインの粉っぽさは、どうしても少し残ってしまうが、バナナのクリーミーさが緩和してくれており、さほど気にならない。これなら、美味しく「飲める!飲めるぞ!!!

プロテインその先へ

 ちなみに、入れる順番は重要だ。僕はいろんな順番で試してみたが、これがベストだ。順番を間違えると、プロテインが上手く溶けてくれなかったりする。液体で挟み込むのがコツだ(フラクオリゴ糖ではなく、エリスリトールを使う場合は、先に少量の水とエリスリトールを入れると良い)。また牛乳を使うと更に美味しいのは知っているが、乳糖の問題とカゼインの問題があるので、僕は避けている(一度試してみたが、本当に美味しい。牛乳は飲んでも良いんじゃないのと、ここは賛否両論なので気にならない人は牛乳を使うと飲みやすさは抜群に上がる)。

 実は、これがかなりお腹いっぱいになりまして、夜ご飯これだけで良いんじゃないのという感じ。食物繊維が足りなければ、イヌリンあたりを追加。脂質が足りなければ、MCTオイルギーを追加すると良い。完全無欠プロテインの完成だ。

 というわけで、僕のプロテインの飲み方は、ここに落ち着いている。問題は何点かある。たとえば、バナナのストックがめんどくさい(僕の家にはバナナスタンドがあって、バナナが吊るされている)。あとは、ミキサーを常備しておくのが、台所に邪魔とかそういうのもある。プロテインシェイカーと違って、どこでも気軽に持ち運べないとかもある。それでも、美味しい。プロテインがまずくて嫌いな人は、是非試してみてほしいのである。

 

バルクスポーツ プロテイン ビッグホエイ 1kg ナチュラル

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僕が使ってるプロテインはこれ。

タイガー ミキサー 小型 250ml ピンクベリー スムージー ジューサー SKR-T250-PB Tiger

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ミキサーはこれ。このまま飲めるのが良い。

寝ながら音楽を聞くために、アイマスク型のイヤホンが最高!AGPtekを買ったぞ

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寝ている時に音楽を聞きたい。脳をハックする音楽「Brain.fm」で睡眠の質が上がることを紹介した。公式サイトにも書いてある通り、イヤホンでの視聴が推奨されている。できるだけ、イヤホンで聞きたい。そこで、睡眠時にイヤホンつけながら寝てみたわけだ。

iPhone イヤホン 新品 未開封 Apple 正規品 純正

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まずは、Apple公式のイヤホン。ご想像の通り、コードが絡まる。寝ている時にはすごく気になるのだ。イヤホンのコードに首を締められて、死ぬのも情けない話なので、却下することにした。

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グルテンフリーは不健康?全粒穀物は食べたほうがいいかもよ!正しいグルテンフリーとは?

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グルテンフリーダイエットが流行っている。アメリカではジョコビッチの食事本から、グルテンフリーが大流行したようだ。アメリカを始めヨーロッパなどの先進国のレストランなどでは、グルテンフリー表記が当たり前になってきている。グルテンフリーのビールも人気だ。最近は、日本でもグルテンフリーという表示が目立つようになってきた。

グルテンフリー食品は本当に健康的なのであろうか。驚くべくことに、研究者は「セリアック病じゃない人はグルテンを避けないほうがいい」と言っている[1]。グルテンフリーの食事をしている人は、心臓病のリスクが高まる[2]。

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【ケトン体が人類を救う】を読んだ。ココナッツオイルが脳のエネルギーに

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糖質制限ダイエットが流行っている。 RAIZAP(ライザップ) の糖質制限は有名だ。ファミマとコラボ商品を発売している。

糖質制限をすると、気になるのがエネルギー源。特に脳はブドウ糖が唯一のエネルギーと教わってきた。糖質制限すると「頭が働かなくなってしまうのでは?」と考えてしまう。しかし、脳はケトン体もエネルギーとして利用できるのだ。「最強の食事」でも話題になった。

そこで詳しく知りたいと思い「ケトン体が人類を救う」を読んでみた。医者が書いたケトン体の本だ。

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腸内環境は健康のセンターピンだ!「脳はバカ、腸はかしこい」を読んだ。

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「健康になるために腸を整えよう」というフレーズを、よく見るようになったのではないだろうか。ヨーグルトを食べ始めた人も増えてきている。しかし「腸を整えるのが大切」と言われても、どれほど大切なのかが分からない。健康になるための情報があふれるなか、腸はどれほど重要視したらいいだろうか。

腸は健康のセンターピンだ。第二の脳とも言われ、重要視されはじめている。腸内環境を整えれば、様々な病気の予防になる[1]。

そこで、詳しく学ぶために「脳はバカ、腸はかしこい」を読んだ。読みやすい文章で書かれているのでおすすめだ。Kindle Unlimitedでも読める。

脳はバカ、腸はかしこい

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